ここ1〜2ヶ月で通勤タイムに読んでいるのは、恩田陸と伊坂幸太郎の小説♪
きょうは、恩田さんの作品をメモ。どれもぐいぐいと引き込まれ、あっというまに読んでしまいました。
同じようなテーマもあれば、全くちがう作風もあり、それぞれ面白いの! 恐るべし恩田陸。
「夜のピクニック」は、田舎の公立高校が舞台。高校生活最後の大きな行事である、全生徒による夜間歩行での出来事。
これは自分の高校時代が思い出されて感情移入してしまい、泣けた〜!
ワタシにしてはめずらしく、繰り返し読んで、二回とも泣けました。
「ネバーランド」も青春小説で、男子校の寮が舞台。4人の男子高校生がひょんなことから自分の過去、背負っているものを打ち明けあうという物語。
「ライオンハート」 は 上の2冊とは全く違うテイスト。
ヨーロッパが舞台で、文字通り時代を超えていく愛…なんとも不思議な小説。
章ごとに実際の絵画のタイトルがついていて、その絵画が物語のモチーフになっているのです。美術鑑賞もできる素敵な小説です。
「まひるの月を追いかけて」 は、奈良が舞台。
ミステリー仕立てというか、ほとんどよく知らない人に誘われて旅に出て、なぜここにいるのかわからない、なぜ自分が選ばれたのかわからない… それが少しずつ明らかになっていくお話。奈良〜明日香村を歩いてみたくなりました!
「光の帝国」 は タイトルから受ける印象とは全然ちがって、不思議な力をもった一族(常野)をめぐる短編集。
不思議な能力をもつがゆえに虐げられたり追いやられたり… ゆえに穏やかで優しい人々の物語。
自分の力が何のためにどんなふうに使われるのかまだわからない若い常野たち…すごく面白い話だし、さらに 「続き」が読みたくなる小説でした。
こうして書いてみて気づいたのですが、恩田陸の小説は、しいてまとめれば、
「自分に気づく」ことがテーマかな?
自分の本当の気持ちや感情に気づき、ここにいる意味、生まれて来た意味に気づく、もしくはそれを求め始める… 「自分の物語」を作り始めるというのかな?
だから、悲しいストーリーもあるけれど、前向きな気持ちになれたり、さわやかな読後感があるのかもしれません。
まだまだ、読み続けるぞ〜恩田陸!
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