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2006/04/21

子どもも夫も・・

 図書館でふと目にとまった「働きながら子育てするお母さんの本」(河合洋他著、読売新聞社、1989)を一気に読みました。

 児童・青年精神科医が、働く母親からの質問に答えるという内容で、様々な職業・家族構成の「働く母」のいろいろな悩みが寄せられていて、とても面白かったです。17年前の本なので時代錯誤的なところもありますが(何せまだ育児休業法施行前ですから!)、著者が、悩んでいるお母さんに対して、厳しいことをずばずば(もちろん励ましもあります)指摘しているのが新鮮でした。心理カウンセラー系の本だと、奥歯にものが挟まった言い方というのかしらん、あいまいだったり、優しすぎたりしがちなので・・。厳しいことというのは、「あなたの考えは未熟で自己中心的」とか、ばっさばっさと斬っていくような印象があり、爽快でした(笑)。

 さてここから本題。私がとくに身につまされた部分を引用します。「今増えているケースとしては、子どもが思春期にさしかかってやっと夫婦の関係を深める時期に入るころに、夫婦の距離はいつの間にか遠くなり過ぎてしまっているというケースです。そして、その反動として、母親と子どもとの距離が近くなりすぎる、といった不自然で、倒錯的な家庭内対人関係がしばしば見られるということです。母親のそうした歪んだエネルギーが、大切な子どもを追いつめたり、ダメにしたりするケースが多いわけです。」

この箇所以外にも、「思春期に入った子ども母親とは距離をとること」、「相談相手は子どもではなく夫のはず」「こうした歪んだ子育てが、子どもの意欲や自立心を押しつぶし、夫・父親の心を破滅させてしまう」「基本的な育児期を過ぎたら、夫との関係を見直し、夫に妻としての関心を寄せて」などと、著者の主張は一貫しています。

 我が家はまだ思春期の子どもはいませんが、今のままでいくと、「倒錯的」になっちゃいそうだなと・・今のうちから、夫との関係を大切にしなきゃいけないなと反省したのでした。最近はあまりかまってあげてなかったので・・(笑)。というか、夫をどうしても育児・家事の協力者と見てしまって、一人の男性としては見なくなりがちだったかな・・(言い訳)。

そんなことを考えた翌日に参加した教会の読書会で、「幼い子を持つ親のための7章」(ドレッシャー著、いのちのことば社)という本を読みました。その日の箇所は、「子どもに、子ども自身の存在価値を認めさせる、つまり子どもの自尊心を高めるためには、夫婦がいかに愛情関係を保っているかが重要である」というような趣旨だったのです。ひえーっ!追い打ちかけらた感じでした。

本には、アメリカ人らしく、「子どもより夫婦関係を優先させるべき」と書いてありました。「優先させる」となると、日本人には抵抗あるかなと思います。「子どもも大事、夫婦関係も大事」としたほうがすんなり入るかも。

どっちにしても、子どもの情緒的安定(自尊心)のためにも、そして思春期に入ってからの健全な親離れ・子離れのためにも、夫婦関係が大切なんですね!

 というか、「子どものため」っていうのは、本末転倒で、結婚したんですから、夫婦関係を大切にするのは、当たり前のことなんですが・・・。夫婦関係もほっておくと枯れてしまいますもんね。こまめに水や肥料をやり、手入れしてあげないと・・・そんなことを気づかされた週でした♪

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