« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

2006年6月

2006/06/26

泣いている子を抱きしめる

 最近、教会の子育て講座で読んだ聖書の一節が、心にずっと残っていました。それは、アブラハムの妻の女奴隷ハガルが、その子供ともども家を追い出され、荒野で死を覚悟したときのことです。

 ・・・・ 神は子供の泣き声を聞かれ、天から神の御使いがハガルに呼びかけて言った。

  「ハガルよ、どうしたのか。恐れることはない。神はあそこにいる子供の泣き声を聞かれた。立って行って、あの子を抱き上げ、お前の腕でしっかり抱き締めてやりなさい。…」(創世記21章から) ・・・・

 へえ〜、聖書にこんな場面があったんだ〜、というのが第一印象。そして、自分にとって苦手、かつ、とても大切なことが語られているような気がしたのです。なぜって、私にとっては、自分の子が泣いているときの扱いは、どうも苦手・・やさしく「よしよし」ができません。イライラしてしまったり、あっちいって!と言いたくなるときも・・・(鬼母じゃ〜)

 そのすぐあとで、このような本を見つけました。

「ちゃんと泣ける子に育てよう」(大河原美以著 河出書房新社)

 しかも表紙には、泣いている子どもを抱きしめている母親の絵が・・!! 買うしかない!、というわけで、職場に買ってもらいました(笑)。読んでみて、予想以上に、すばらしい本でした〜今年イチオシの本かもしれません。何度も読みたいので、自分用にもはやり買おうと決意しました(笑)。

 著者は、臨床心理士で、大学の心理学の先生。お母さんでもあります。
 副題に「親には子どもの感情を育てる義務がある」とあるとおり、、幼児〜小学生ぐらいの子どもをもつお父さんお母さんと、小学校の先生向けに「子どもの感情を育てる」ことがとてもわかりやすく書いてあります。

 自分の子育てにとっても、非常に参考になったのと同時に、仕事で出会う保護者の方、学校の先生たちにも、この本をお薦めしたいし、相談活動にも使える〜!!と思いました。実際、かなり、この本に書いてあったことを使って「助言」してます(笑)。

 「ちゃんと泣ける子」っていうのは、ネガティブな感情〜悲しい、苦しい、つらい、怒り、悔しいなどなど〜を身体で感じたときに、それを表情(泣くことも含め)であらわし、かつ、言葉で表せる子ということだそうです。
 そのためには、親や周りの大人がそうした言葉を教えること。その気持ちを否定せずに、受けとめてあげること、つまり「しっかり抱きしめる」(実際にするまたは比喩的な意味で)ことができる大人がいて、はじめて子どもは「ちゃんと泣ける」のだと。受けとめる大人(親)自身が、安定していることが必要だそうです。

 親も先生も「思いやりのある子になってほしい」とよく言いますが、その「思いやり」を育てるには、まず、子どもが「ネガティブな感情」を体験し、言語と非言語で表すことが必要なんですって・・・!!目からうろこであります。

 うちの子ども達への対応にも、少しずつ取り入れているところ。私がうまくできないときもあるけど、たまにうまくいって、子どもと必要以上のバトルにならずに済むこともあり・・・良い本との出会いに感謝♪

2006/06/18

そば粉クレープ

 こっちにも書いたのですが、我が家には、そば粉がストックしてあります。それは、群馬の義父が趣味で作っている 自家製のそば粉!!
 
 そば打ちは、まだできないんで、ときどき、そば粉クレープを作ってます。

 具は、タマネギ、ハム、しめじです。そのうえに、チェダーチーズのスライスをのせて、4つおりにしてみました。

 けっこう美味しい〜♪ 子ども達にも好評です。

Pict0002_2Pict0001_8Pict0003_2Pict0004_6

2006/06/11

子ども部屋にみる親子関係

 昨日のNHK教育テレビ「すくすく子育て」、見ましたよ〜というメール・電話(ってそんなに多くないけど)、ありがとうございました! けっこう、しっかり映っていましたね(笑)。息子はかたまっていましたが・・。

 ところで、そのおかげで、「すくすく子育て」のメインの部分、「子ども部屋を考える」も見ました。なかなか興味深い内容だったので、少しだけ、紹介したいと思います。http://www.nhk.or.jp/sukusuku/

 子ども部屋の与え方と考え方に、欧米と日本では大きな差があることは、私もわかっていましたが、なるほど〜と目から鱗だったのが、しつけの仕方にも典型的に顕れていること。

 欧米では、子どもを叱るとき、「自分の部屋で反省しなさい」と部屋に閉じ込める。(絵本、「かいじゅうたちのいるところ」もそうですよね。晩ご飯抜きで、自室へ閉じ込められるお話)

 一方、日本では「そういう悪い子はうちの子じゃない!出ていきなさい!」と家の外に出す。

 私も子どものとき外に出されたことあるし、自分も、わが子にこのような台詞を吐いていました!古い「家」の制度とは無縁だと思っていた自分にも、このような価値観がしみついていようとは・・唖然。

 その背景には、日本の家族は、親子中心であり、みんなが一緒にいることが何よりも優先されることだと、講師の方が話していましたが、その通りだなあと。だから、親は子どものことをすべて知って把握していないと不安になってしまう・・・とのこと。ほんとにそうですね〜。思春期に親子関係のトラブルが起こるのは当然でしょうね・・・あ、トラブルがあること自体は悪いことじゃないですよ、念のため。

 親子の適当な距離感やひいては親離れ子離れ、子どもをめぐる親の不安については、教育相談の現場で、また、自分の子育てにおいて、日々、身につまされているので・・・また別の機会に書くつもりです〜。

 番組の再放送は、金曜午後1時頃みたいです。見逃した方はどうぞ!


2006/06/10

テレビ出演♪

6月10日(土)夜9時〜NHK教育テレビ 「すくすく子育て」 に出演します!

というか、私の入っているママさんブラスバンドが取材を受けました。

3分位のVTRに編集されて、番組中、放送されます。

私は、クラリネット、合奏場面では、最前列右端のほうにいます。

→訂正! 画面むかって左端です!息子も映ってるかも。よろしければ、ご覧下さい〜。

2006/06/05

六月の庭

Pict0003_1Pict0002_1Pict0007_3Pict0006_3

写真左からコメントしま〜す。

ジューンベリー
 12月に植えて、3月に白い花が咲き・5月下旬から、赤い実がなりました!甘くておいしいの!ジャムを作るには、数がたりないけど・・・ていうか、ほとんど鳥についばまれてしまいました(泣)。
緑の丸い葉っぱもかわいい。

ラベンダー
 数年前、小さい鉢でかったものを、地面に植えて、すっかり根付き、大夫大きくなりました。
これから、花を摘んで、ドライフラワーにします!

チェリーセージ&ミント
 紅白だったチェリーセージの花が、日照時間が少ないせいか、白だけになってしまい、ちょっと寂しい。

みょうが
 夫の趣味と実益を兼ねて(笑)。

« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

ブログランキング、応援クリックよろしくお願いします♪

無料メルマガ

無料ブログはココログ