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2007/12/13

遊戯療法

 臨床心理士として二つの職場で働いていますが、どちらの職場でも、この一年は、子ども(小学生)とのカウンセリングが多かったなあ。今後も増えていきそうな予感もあります。

 子どもとは、言葉だけのカウンセリングはめったになく、遊び〜絵や箱庭や、ボードゲーム、人形遊び、そのほか、子どもがやりたいことでプレイルームでできること〜を通して、子どもの心を読み取り(受けとめ)、またそれに応じていきます。

 子どもはかわいいし、いっしょに遊ぶのは楽しい。でも、この「遊戯療法」は、ただ楽しく遊べばよいというものではなく、なかなか難しい作業です。心に傷を負っている子どもは、遊びのなかでぎょっとするような表現をすることもあれば、カウンセラーを激しく攻撃してくるときもあります。

 この関係の本を久しぶりに読んでみました。遊戯療法―2つのアプローチ 残念ながら絶版みたいですね。私は図書館で借りました。

 たぶん、すごく地味な本だと思いますが、内容は良かったです。まず、基本的なことを再確認できたのがよかった。

 大学で学んでいるときは、この手の本はたくさん読んだけれど、実際、現場に出てからだと、読み方も違ってきますね。事例を読んでいても、「自分だったらこうする」「こういう視点もあるのか〜」と気づかされたり、自分のカウンセラーとしての特徴もみえてきたり。

 この本から学んだことで、これから気をつけていきたいと思ったのは、遊び(話)の「脈絡の流れ」を追うこと。「途切れ」や「方向転換」に注目することは、心の動きの理解に重要。遊びの中での脈絡の変化に注目すべし、ということ。視点やテーマを感じ取りながら、その変化に敏感になるということかな。

 これはなにも、子どもとの遊戯療法にかぎったことではなく、大人とのカウンセリングでも同じことですが。

 あとは、子どもとの治療契約、治療目標についても、改めていろいろと考えるヒントになりました。

 久しぶりに臨床心理士系の話題でした♪

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コメント

う~ん、子供にとって、遊びっていろんな意味があるんですね。僕は、戦車、や戦闘機のプラモデルを子供の頃作って遊んでいました。誰かに向けた攻撃性かな。考えすぎでしょうか?

大学院での「遊戯療法」の講義では、レポート課題が、「自分の小さい頃の遊びとその意味について」でした。私は泥団子作りについて考察しました^^ いろいろ考えて楽しかったです〜

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