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2008年2月

2008/02/29

二月の本棚から

もう2月も終わり〜 はやいっ!! それでは、今月読んだ本のレビューです

【自己啓発】

第8の習慣  「効果」から「偉大」へ(コヴィー)

名著「7つの習慣」の続編。第8の習慣とは、「自分のボイス(内なる声)を発見し、他者がボイスを発見するのを助ける」こと。「7つの習慣」自体をさらに深めている面もあります。肉体・知性・情緒(人間関係)・精神(霊性)各分野で成長を続けていくこと…これを習慣化していくためには折に触れて読み返さないとな~。

【臨床心理学】

遊戯療法の実際(河合隼雄/山王教育研究所)

8本の事例論文にそれぞれに河合隼雄氏のコメントがついています。河合先生のコメントはやはり深い。遊戯療法の多様さ、視点の持ち方など、学ぶところが多かったです。

遊戯療法と子どもの今 (京大心理臨床シリーズ)

同じく事例論文集ですが、神経症/発達障害など、ケースの見立てごとに分類。いろんな立場のセラピストが書いています。児童福祉施設での心理療法の事例が私にとってはすごくよかったです。

【キリスト教】

祈り―どんな意味があるのか(フィリップ•ヤンシー)

500頁を越える大作。さすがヤンシー。「祈り」を信じることが難しい現代のクリスチャンと徹底して同じ目線で、それでも「祈り」に意味を見いだそうとする果敢な試みと言えます。ヤンシーに宛てたと思われる一般人の告白がコラムとして多数掲載されており、それも読み応えがあります。巻末には、古今東西の祈りの参考図書が列挙されています。

【今日のシンプル&スロー】  たまには夜9時に寝てみよう

2008/02/28

エスクの思い出

 帰り道にふと思い出しました。4年前の2月、私は下の子を出産後3ヶ月で職場復帰したんだっけ…といっても週2日程度ですが。

 働くとなると、子どもの預け先の確保が必須。いろいろ考えて、上の子の行っていた認可保育園に入れる1歳半までは、個人の家庭で預かってくれるエスクという団体にお願いすることにしました。(無認可保育園の一時預かりなども見学してまわったのですが、どうもピンと来なくて…)

 エスクは、いまや地方自治体で行われているファミリーサポート事業(会員同士で安価で子を預け合う)をさきがけて行っていた団体。

 私はファミリーサポートでもよかったのですが、子の月齢からいくと、ファミサポでは引き受けてもらえなかったこともあり、エスクに登録して、預かってくれる家庭を捜してもらいました。

 「この地域では少ないんですよ」と登録窓口の方に言われて、ダメかな…と思っていたら、すぐに、自宅近くで通勤にも便利なところに、「ぜひ赤ちゃんを」と言ってくださるご家庭が見つかりました。

 一年ちょっとお世話になりましたが、預けて正解でした! 本当に良いご家庭でした。

 ベビーシッターと違って、マンツーマンで見てもらえるわけではなく、その家庭の子どももいれば、ほかにも預かっている子もいて(たしか3人までだったかな?)、にぎやかな日もあったようですが、息子にとっては、優しいお姉ちゃんたちに囲まれて、良い刺激を受けられたと思っています。

 何より、保育ママさん(私より少し若いぐらいの二児のお母さん)が、ていねいな保育をしてくださり、毎回、B5ノート2ページ位びっしり、1日の様子を書いてくださったのがうれしかったです。暑い時期は入浴、手作りの離乳食も与えてくださいました。

 私と保育ママさんとが個人的に親しくなれたことも良かったことの一つ。迎えに行ったとき、お茶を飲みながらお互いの育児や家庭のことをおしゃべりしたこともありました。そして、お互いにクリスチャンだとわかって驚いたり…

 1年ちょっとたって、認可保育園入所も決まり、いよいよお別れという頃、彼女が保育ノートにこんなメッセージを書いてくれました。

 「…多くのお母さんに会ってきましたが、子ども一辺倒か、仕事一筋か、どちらかのタイプが多いように思います。ゴリさんは、そのどちらでもなく、信仰を中心に、子育てと仕事が回っていて、いいいなあと思いました…」

 これを読んだとき、ほめ過ぎ〜!!と思いましたが、うれしくなかったといえば嘘になります。信仰が中心かどうかはわかりませんが(理想ですね)、家庭と仕事、どちらかに偏りすぎず、バランスがとれているように見えたということかしらん? どちらにも没頭はしていない=クールということかしら(笑)…とも思いましたが。

 エスクを卒業してからも、このご家庭とは何回か一緒にお茶したり遊んだりしました。最近は連絡をとっていません…メールしてみようかな…

 あれからもう4年…いろいろな出会いによって支えられてここまで来たんだな~感謝の気持ちがふつふつと湧いてきた冬の帰り道でした。

【今日のシンプル&スロー】テレビ、パソコンを消して、子どもの話を聴こう

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2008/02/26

ホシノ酵母deカンパーニュ

Pan
Pan2

バヌトン型を使ったカンパーニュ、第二弾を焼きました!

今回は、ホシノ酵母を使い、フィリングには、くるみとレーズンを。フィリングのせいか、酵母のせいか…両方あるんでしょうが、前回よりもぐ〜んと美味しかったです! 

味は大満足。しかし、クープ(切り込み)がイメージ通りにできません。なんでだろ…まだまだ修業が必要だー

☆分量:準強力粉175g  全粒粉75g  はちみつ6g  塩5g  生種20g  水150g   くるみ、レーズン各50g

【今日のシンプル&スロー】朝起きたら、窓を開けて深呼吸しよう

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2008/02/24

お別れ会

Album 息子の保育園で、保護者会 兼 少し早い年度末のお別れ会がありました。全体会のあと、クラスごとに分かれて、先生と親で懇談。ちびっこたちは、その周辺で遊んでいました^^;

(←写真は、先生に差し上げた記念のメッセージアルバム。私は委員だったので、みなさんのメッセージを読む特権にあずかりました。これ読んだだけで泣けてきた〜)

  19家族中、15家族ぐらいが集い、一言ずつ、1年を振り返っての想いを語りました。

 私は、(ブログでも書いたように)いままで手のかからなかった息子が急に気難しくなり、扱いに苦慮したこと…でも、園でのお友達関係が広がって楽しそうな息子をみるのと、先生からの励ましの言葉(連絡帳)が心の支えだったこと、などをお話させていただきました。

 息子のクラス(3歳児年少)は、今年入園の方もいれば、園生活すでに2〜3年目の方もいるのですが、みなさん、この園に入ってよかった〜、先生、お友達に感謝〜とおっしゃっていました。お母さんたちは仕事の忙しい方も多く、顔を合わせてゆっくり話す機会は少ないので、なおさら、こういう時間は貴重です… あたたか〜い、ほっとする一時が持てて感謝でした。

 我が家とこのS園との関わりは、娘が入園してからで、かれこれもう6年になります。子どもたちはS園大好き、そして私もこの園にささえられて、ワーキングマザー生活をなんとか送ってこられた、といっても過言ではありません! すばらしい先生方、そして、ママ友達と呼ぶだけではもったいない、私にとっての良いお友達もたくさんできました…残すところ2年となったS園生活、さらに楽しまなくちゃ!と思いました。

 それにしても、クラス懇談中、ずーっと戦いごっこ(プロレス?)を繰り広げる男集団。日頃の園生活でもすきあらば、この状態らしいですから…(苦笑)。何がそんなに楽しいの? 母にはわかりませんが、でもこうやってじゃれ合えるお友達がたくさんいて、本当に君は幸せだね!

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2008/02/21

校内研修会

 小学校で、先生たちの研修会に招かれました。こういうのは、あるときは年1,2回のペースでありましたが、今回はけっこう久しぶり。30人弱の先生を前に、ミニレクチャーと事例検討をしました。

 この学校は、校長先生は元上司で、いままでお話したことのある先生も何人かいたこともあり、気軽な気持ちで引き受けました。レクチャーまではよかったのですが、事例検討で先生からの質問に答えているときに、予期せぬハプニングが。

 ある先生が立ち上がって 私に対して、「あなたの言っていることは間違っている!」的な発言をされたのです。かなり感情的に言われたこともあって、私は一瞬何が起きているのかわからなくなり…ぽか〜んとしてしまいました。そして、かなり動揺   

 私も弁解したり、ほかの先生によるフォローもあって、なんとかその場は収まったのですが、会が終わったあとでも、「あの先生納得してないだろうな〜、言葉が足りなかったなあ、ああ言えばよかった…」と、うじうじ考え込んでしまいました。いま思えば、私の説明が足りなかったのと、その先生の誤解(過剰反応?)と両方あったと思います。

 職場に帰って、同僚、先輩に話すと、「そう思っても言い方があるよね…」「どんな人がいるかわからないところで話すって難しいね〜」などと温かい励ましをもらって、ちょっと落ち着きました。

 今回のことで、臨床心理学~生身の人間の、いわゆる障害や病や不適応などについて語るうえで、もっと慎重にならないといけないなあと思いました。ちょうど読んでいた本に、「心理臨床家は自らのもつ暴力性を自覚しないといけない…」というようなことが書かれていたのを思い出し、こういうことか~と痛感した次第です。

 追記:いまはもう立ち直ってますので ご心配なく!

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2008/02/18

トマトスープ

Tomato

 私は小さい頃からトマトとトマトジュースが大好きで、大人になってからは、トマトで煮込む料理も大好き いまはトマトベースのスープをよく作ります。

 缶詰のホールトマト(またはカットトマト)を常備してますので、ありあわせの野菜と肉/魚介類を入れて煮込むだけ。トマトスープは、鶏、豚、牛、ベーコン、ソーセージ、白身魚、あさり、イカ…なんでも合いますね。

 この日は、たんぱく質系を使わず、じゃがいも、人参、キャベツ、タマネギのさいの目切りと、早煮こんぶを切って入れました。スープのもとと塩こしょう、ロリエで味付け。あと、スパゲッティを1/3の長さに折って、そのままスープにぽちゃんと入れました。あっさりミネストローネのできあがり!

 あ、この日の(夕食)ほかのメニューは、玄米とアジの開きでした 

2008/02/16

バヌトン型とカンパーニュ

Pan

ゆっくり発酵カンパーニュ (少しのイーストでつくるパン 1) という本に出会い、カンパーニュを作りたい〜という思いがムクムクと…

 1冊丸ごと、カンパーニュ(田舎風パン)の本で、

1章 ベーシックカンパーニュ(基本のカンパーニュの作り方、おすすめフィリングなど)
2章 サンドイッチ(カンパーニュに似合う具のレシピ) 
3章 アレンジカンパーニュ(カボチャベース、紅茶ベースなど) という構成です。

 「少しのイーストで作る」やり方は、著者のオリジナルのようです。ドライイーストを通常の1/4位に押さえ、低温でゆっくりと長時間発酵させる。こうすると、ドライイーストのパンでも、日が経っても美味しくいただけるのだそうです。

 言われてみれば、発酵というのは、みそでも醤油でも、時間をかけて発酵させた方が美味しいですもんね。温度を上げて短時間で発酵させたものは、おいしさ半減。天然酵母パンの美味しさのひみつは、酵母の風味もあるけれど、発酵時間が長いことなのかも…と思ったり。(人間も、ゆっくり育つ、ゆっくり暮らす、がいいね)

 さて、この本をみて、やっぱりアレがないとカンパーニュはできない、と前から欲しかったけれど迷っていたものーーバヌトン型(発酵のための藤製のかご)を買っちゃいました! ついでに、クープ(切り込み)用のナイフも。ちなみにCUOCAのオンラインショップで買いました。

Kago

 そして、カンパーニュ焼いてみました! 全粒粉30%のもの(粉合計250g) です。

 う〜む、本の通りの時間と温度で焼いたら、やや焦げてしまいました。クープも思ったほどきれいに出なかった…むずかしい〜! でもめげずに、また挑戦しようっと 

2008/02/14

無印良品のトリュフ

Choco

 バレンタインデーいかがでしたか?

 娘が、「お父さんと弟にあげたい」というので、何をつくろうかな〜と迷っていましたが、
立ち寄ったコンビニで、手作りチョコセット(キット)を見つけ、これだ!と速攻で買いました。525円だったし…無印良品さんありがとう〜

 キットは、トリュフ12個の材料(トッピング込み)とギフトボックス2個がついています。生クリームだけ自分で用意する必要があるのですが、家になかったので、試しにふつうの牛乳を使うことに。こくが違うのでしょうが、味見したら全然オッケーでした。

 私はトリュフなるもの、初めて作りました! 思ったよりカンタンで、楽しいですね。娘はルンルンで作っていました…

 さて、私の職場では、恒例の感謝チョコの贈呈式がありました。女性職員から男性職員へ、みんなでお金を出し合って贈ります。今年は、幹事さんのチョイスで、アンリ•シャルパンティエのチョコでした〜 いいな〜私も食べたい!

 

2008/02/12

逆ギレと慰めと

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 ここのところ、バイオリズムの影響か、我が子のちょっと言動にイライラしがちです(いつものこと!と夫につっこまれそうですが 

 つい先日は、4歳息子が、(大人からみれば)どーでもいいことで、かんしゃくを起こし、いくらなだめても、リセットできず…私もだんだんイライラしてきて、怒りが爆発 必要以上に怒ってしまい、ここには書けないようなことをしてしまいました

 心におさめきれない自己嫌悪の気持ちを、翌日の保育園の連絡帳に正直に書きました。言い訳と息子への謝罪の言葉も添えて…。

 そしたら、こんなお返事を先生からいただきました。

「…怒るのも、とっても自分が傷つくし、精神的ダメージも大きいし、大変なことですよね。お母さん、おつかれさまです…」

読みながら涙がだ〜っと出てしまいました…S先生は、いつも「お母さんの見方」的な方で、決して母親を責めずに、いつも労い、励ましてくれるのですが、こんなに親身な、優しさ溢れる言葉をかけてくださるとは… 胸の奥のかたまりが溶けていくような感じを覚えました。この優しさにいつまでも甘えていてはいけないと思いつつ、いや、もうちょっと甘えさせて〜と思ったり…

 依存症からの脱却じゃないけれど、今日一日怒りすぎませんようにと祈りながら、日々自分をリセットしていくしかないですよね。

2008/02/09

確定申告

 確定申告の時期がやってきましたね。

 夫も私も複数の源泉徴収票があるので、確定申告しなければならない人です。私は、ひとつの職場では年末調整してくれないこともあり、毎年まとまった額が戻ってきます

 今年も、二人分の確定申告をすでに済ませました! 早く申告書を出せば、還付金も早くもらえるんですよー! 待たされる期間が違うんです。

 今年からは、申告書データをオンラインで作成し、それを印刷して、郵送してみました。電子申告というのもあるけれど、手続きが面倒くさそうなのでパス。オンラインでの作成だけでも、データを入力すれば、計算を勝手にしてくれるので、とても楽でした! 

 めんどくさ〜い申告ですが、私は、所得税課税のしくみがわかって、良かったと思ってます。節税の方法(多少ですが)も、わかったし…

 初めて確定申告したとき、一番役に立った参考図書は 確定申告最速マニュアル―払いすぎた税金は取りもどせ!“こっそり副収入”までナットク対応! のシリーズ。

 えげつないタイトルですが(笑)、とってもわかりやすいです! 

 それから、自営業者の方にいいかも…なのは、お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門 一読すると、ゼッタイ、目から鱗のはずです! お金持ちになれるかどうかは別として

2008/02/07

粗食が好き!

Soshoku

 ある日の朝食です。玄米、梅干し、やさいたっぷりみそ汁、ひじきの煮付け…うちはだいたい毎朝こんな感じ。あとは納豆、卵焼き、漬け物などです。

 外食や、パン、麺などが続いた翌日はとくに、こういう食事がうれしいです。心とからだが喜んでいるのがわかります…

 こういうのはいわゆる粗食ですが、みそ、しょうゆ、漬け物にはこだわりを。少々高くても、無添加など質のよいものをこころがけています。

 さいきん参考にしているのは、幕内秀夫さんの 粗食のすすめ 冬のレシピ です。玄米や雑穀、魚と冬の野菜、豆製品のレシピ満載。みているだけで幸せ〜 食べる意欲+作る意欲がむくむく湧いてきます!

 そうそう、きょうは、田舎から届いたとれたての うど を食べました! (ちなみに、うちの子たちは、皮付きそのまんまのうどを、ぼりぼり丸かじりします…)

 皮をむいて薄切りにした生のうどをすし酢につけたものと、皮付きのまま斜めに薄く切り、かじきまぐろの角切りと甘辛煮。あくがほとんどなく、美味しかった〜 (写真はそのうちアップするかも) 

 うどが届くと、春の足音を感じます…

2008/02/05

知るを楽しむ 「悲劇のロシア」

 久しぶりに、おもしろいテレビをみました

 昨日から、月曜夜 10:25-10:50 NHK教育テレビで、「知るを楽しむーー悲劇のロシア」(NHKホームページへリンク)が始まりました。8回シリーズらしいです。

 お話は、東京外国語大学学長の 亀山郁夫さん。ロシア文学者であり、光文社から出た新訳「カラマーゾフの兄弟」の訳者でもあります。NHKラジオロシア語講座の先生だったこともあったっけ(誰も聞いてないか!)

 第一回目は、ドストエフスキーの「罪と罰」がテーマでした。話を知らない人でも、きれいなアニメーションによる、あらすじの紹介があるので、わかりやすいです。亀山先生の解説も、NHKにありがちな(?)原稿棒読み的なものではなく、熱のこもったものでした。余談ですが、カラマーゾフの兄弟の新訳の苦労話を、ラジオで聞いたことがありますが、そのときも、本当に、ドストエフスキーを愛している、ということが伝わってくるものがありました。

 私は、少しロシア語をかじった者として、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」は、むか〜し読みましたが、あまりよくわからない…という感じでした。トルストイの方が好きでした…。

 でも、きのうのテレビを見て、「罪と罰」のおもしろさ、深さに引き込まれ、また読んでみたい〜という気持ちに。主人公ラスコーリニコフが殺した女性とは?、ラスコーリニコフが住んでいた屋根裏部屋とは?、「大地に接吻する」ことの意味は?… など、亀山先生のお話は、謎解きのようでした。

 1〜4回は、ドストエフスキーの小説を扱うようです。ドストエフスキー、好きな方も、そうでないかたにも、おすすめです 来週が楽しみ〜☆

テキストは、アマゾンでも買えるようですね↓

この人この世界 2008年2-3月 (2008) (NHK知るを楽しむ/月)

2008/02/03

メロンパン♪

Melon

 今日は、雪が積もりましたね! 朝は、このまま降り続いたらどうしよ〜と心配でしたが、べちゃっとした雪で、車の運転にはさしつかえなかったので、ほっとしました。

 朝には、初めてメロンパンを作りました! ホームベーカリーで捏ねて、そのあとは、自分で。 

 メロンパンは、パンを外側からクッキー生地で包むのですね。知らなかったです。クッキー生地も作らなければならないので、多少手間がかかります。でも、クッキー生地を伸ばしてパンを包み、上から模様をつけるのは、娘がやってくれました!

 作ってみて、これはパンではなく、お菓子/ケーキだと思いました! パン生地自体にバターと砂糖がしっかり入っていますが、クッキー生地で使う砂糖とバターの量も半端じゃない! 食べるのは、1日1個にとどめたほうがいいなと思いました…、あ、今日はあまりに美味しいので、二つ食べちゃいましたが(笑)。

 焼きたてでも、冷めてもおいしい〜! 外側サクサク、中身モッチリです。

 

食パン1.5斤分の生地で、お店で売ってるような大きさのメロンパンが17個できました。しばらく楽しめそうです♪

2008/02/01

1月の本棚から

 今日から2月! ということで、先月読んだ本をメモしておきます。

 まずは、山崎豊子著 沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上)  沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下)  

 お正月に一気に読みました。「御巣鷹山編」も圧倒されたけれど、こちらも、へヴィーでした〜 企業、官僚、政治家のカネと欲望にまみれた裏の世界…。著者も「勇気を持って書いた」とあとがきに述べていましたが、まるで、内部告発、ここまで書いちゃっていいの~?!という感じ。社会勉強になりましたです。はい。

 お仕事関係の本は、2冊読みました(月3冊が目標だったんだけどね^^)

 1冊目は、松木邦裕著 私説 対象関係論的心理療法入門―精神分析的アプローチのすすめ

 とってもよかったです! 心理療法の面接技法についての本。私がいまやってるアプローチは、精神分析的心理療法からずいぶんと離れてしまったなあと痛感しましたが、でも、いまでも参考になることがたくさん書いてありました。

 精神分析(的心理療法)とは、セラピスト/クライエント双方に、非常に厳しい制限を課すのですが、それは、何よりも「自分を知る」ための厳しさなのだと、よ〜くわかりました。心理療法が提供できるものとは、心理的にふれあうとは…など、考えさせられます。

 感動したところを引用します。以下は、教育分析(分析家になるための訓練)についての記述ですが、治療としての精神分析と読み替えてもOKでは。

「教育分析を受けると、自分が問題のない素晴らしい人間にならなかったとのことを身を持って体験します。…人としてのこれほど素晴らしい達成を確実にさせてくれるものがほかにあるでしょうか。いやむしろ、教育分析は、ある意味、自分がこれまでまったく病的人間であったし、今もそうあることに気づかせるという…ひどく苦痛な事実を知るような気がします。…しかし不思議なことに、…悩みがさらに広く深くなっているとの事実に持ちこたえる力ももたらしてくれます。そしてほんとうの自分をそのまま知ったことでの大きな落胆と小さな安心ももたらしてくれます…」

 参考までに、昨年読んだ、同じ著者の対象関係論を学ぶ―クライン派精神分析入門も、とてもわかりやすい理論編としておすすめです。

 2冊目は、松木先生と同じ、クライン派つながりで、

木部則雄著 こどもの精神分析―クライン派・対象関係論からのアプローチ 

こっちは、論文集的で、少し難しかったです。この先生は、日本で主流な遊戯療法のアプローチとはちがって、子どもにもつっこんだ解釈(言葉で伝える)をするので、とても新鮮。親面接の諸注意、初回面接でのアセスメント方法など、参考になりました。

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