帰り道にふと思い出しました。4年前の2月、私は下の子を出産後3ヶ月で職場復帰したんだっけ…といっても週2日程度ですが。
働くとなると、子どもの預け先の確保が必須。いろいろ考えて、上の子の行っていた認可保育園に入れる1歳半までは、個人の家庭で預かってくれるエスクという団体にお願いすることにしました。(無認可保育園の一時預かりなども見学してまわったのですが、どうもピンと来なくて…)
エスクは、いまや地方自治体で行われているファミリーサポート事業(会員同士で安価で子を預け合う)をさきがけて行っていた団体。
私はファミリーサポートでもよかったのですが、子の月齢からいくと、ファミサポでは引き受けてもらえなかったこともあり、エスクに登録して、預かってくれる家庭を捜してもらいました。
「この地域では少ないんですよ」と登録窓口の方に言われて、ダメかな…と思っていたら、すぐに、自宅近くで通勤にも便利なところに、「ぜひ赤ちゃんを」と言ってくださるご家庭が見つかりました。
一年ちょっとお世話になりましたが、預けて正解でした! 本当に良いご家庭でした。
ベビーシッターと違って、マンツーマンで見てもらえるわけではなく、その家庭の子どももいれば、ほかにも預かっている子もいて(たしか3人までだったかな?)、にぎやかな日もあったようですが、息子にとっては、優しいお姉ちゃんたちに囲まれて、良い刺激を受けられたと思っています。
何より、保育ママさん(私より少し若いぐらいの二児のお母さん)が、ていねいな保育をしてくださり、毎回、B5ノート2ページ位びっしり、1日の様子を書いてくださったのがうれしかったです。暑い時期は入浴、手作りの離乳食も与えてくださいました。
私と保育ママさんとが個人的に親しくなれたことも良かったことの一つ。迎えに行ったとき、お茶を飲みながらお互いの育児や家庭のことをおしゃべりしたこともありました。そして、お互いにクリスチャンだとわかって驚いたり…
1年ちょっとたって、認可保育園入所も決まり、いよいよお別れという頃、彼女が保育ノートにこんなメッセージを書いてくれました。
「…多くのお母さんに会ってきましたが、子ども一辺倒か、仕事一筋か、どちらかのタイプが多いように思います。ゴリさんは、そのどちらでもなく、信仰を中心に、子育てと仕事が回っていて、いいいなあと思いました…」
これを読んだとき、ほめ過ぎ〜!!と思いましたが、うれしくなかったといえば嘘になります。信仰が中心かどうかはわかりませんが(理想ですね)、家庭と仕事、どちらかに偏りすぎず、バランスがとれているように見えたということかしらん? どちらにも没頭はしていない=クールということかしら(笑)…とも思いましたが。
エスクを卒業してからも、このご家庭とは何回か一緒にお茶したり遊んだりしました。最近は連絡をとっていません…メールしてみようかな…
あれからもう4年…いろいろな出会いによって支えられてここまで来たんだな~感謝の気持ちがふつふつと湧いてきた冬の帰り道でした。
【今日のシンプル&スロー】テレビ、パソコンを消して、子どもの話を聴こう
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