4歳児の哲学
年中の息子が、夕食時にとつぜん言いだしました。
「人間はどうして死ぬの? あの本、ボクいやだった。おじいさんが死んじゃうやつ…死んだら、ボク悲しい」
最初、なんのことだろう?とわかりませんでしたが、どうやら、2,3週間前に家で読んだ絵本のことを思い出したらしいのです。
余談ですが、その絵本「神の道化師」は、私が選んだもので、イタリアの民話。浮浪児の男の子が才能を生かして道化師になり、成功するのですが、年老いて、誰からも相手にされなくなり、教会堂で、悲しそうな聖母子像を楽しませるために、芸を行い、そのまま死んでしまうというもの(「穢れなき悪戯」みたいな話ですね)。娘にもおもしろいかなと思って図書館から借りたのですが、息子には印象強すぎたんですね。
さて、息子の疑問。 なんと答えようかと考え込んでいたら、矢継ぎ早に質問が。
「天国ってどこにあるの? どうやっていくの? 救急車で?」
「おとなはどうして死ぬのがこわくないの?」
う〜ん、難しい! でも、もうこんなことを考えられるようになったんだな〜と感慨深く思いました。死ぬのは悲しいんだって、想像したり感じたりすることができるようになったことも、うれしいことですよね…
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