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2008/10/17

映画「テラビシアにかける橋」

テラビシアにかける橋 オリジナル・サウンドトラック

 「テラビシアにかける橋」をDVDで観ました。思春期前の子どもが主人公の物語ですが、ストーリー、役者、映像、台詞…どれをとっても良くて、素晴らしい映画でした!感動の涙、涙です…

 学校や家庭であまり幸せそうにはみえないジェスという男の子が、不思議な雰囲気の転校生レスリーという女の子に導かれ、ファンタジー、イマジネーション(想像)の世界で遊び始める… 

 この作品はファンタジーやイマジネーションのもつ力の偉大さを描いていると思いました。

 ファンタジーといっても、「ナルニア」のように完全に「あっちの世界」に行ってしまうのではなくて、「ごっこ遊び」のような感覚。あくまで現実と接点をもちながら、現実と行ったり来たりが行いやすい領域のファンタジーです。

 ファンタジーの世界を十二分に体験することで、「現実」の世界でもジェスは変っていきます。

 ジェスとレスリーのファンタジー(ごっこ遊び)を観ていて、ああこれは、子どもの心理療法 「プレイセラピー」の世界そのものだと思いました。イマジネーションを駆使してその世界に没頭している子どもは、それを理解しない(できない)大人からみたら、「なんて無駄なことをしているんだ」と思われるでしょう。

 でもファンタジーのなかで、子どもの心(たましい)はすごい「仕事」をしているのです。それは、現実の生活にも影響を及ぼすのです(それを信じて、プレイセラピーを行なってる心理士です^^)。 

 ただし、「現実」「日常」に戻ってこれなくなることはたいへんな危険を伴うことがあります。プレイセラピーでもその点への配慮は欠かせません。映画ではその辺りのこともよく描けていたのではと思います。

 映画でのレスリーは、とってもチャーミング。イマジネーションに長けた、天衣無縫の女の子…ジェスの魂の導き手としてのイメージにピッタリ。

 ジェスに起こった変化については、ここには書かないでおきますね。是非映画をごらんになってください。

 「テラビシア」とは、レスリーが命名した、想像上の王国の名前。自分が創り出せる、心で見る世界です。子どもだけでなく、大人のわたしたちも、心の中にそれぞれの「テラビシア」への「橋」(現実へと行き来できる)を持っていたい…それは、生きる力を与え、人生を豊かにするものだと、この映画から教わったように思いました。

 余談ですが、最近読んだ、梨木香歩さんの「裏庭」にも通じる世界を感じます…いま出会うべき映画だったのかな。実は、わが子にはまだ見せていません。ある理由があって…まだ悩んでます。どうしよう~!?

原作はこちら↓ 作者はキャサリン・パターソン です (岡本さんは訳者)

世界各国で訳され、さまざまな賞を受賞しているとか。納得です。

テラビシアにかける橋 (偕成社文庫 3264)
テラビシアにかける橋 (偕成社文庫 3264) 岡本 浜江

おすすめ平均
stars子ども達に是非読ませたい作品
stars一度読んだら忘れない

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