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2008/12/29

日経WOMAN 「妹たちへ」

妹たちへ (日経ビジネス人文庫)
日経WOMAN
4532194636

20,30代の女性に贈る、27人のプロフェッショナルな女性たちからのメッセージ集「妹たちへ」。雑誌日経WOMANに連載されていたものだそうです。

有名な作家、アナウンサー、キャスター、アスリート、起業家…のみなさんですが、描かれているのは、たんなる「成功物語」ではありません。

仕事上の迷い、失敗、挫折、離婚、不妊、病気…予想外のことが次々に起こってくる人生。しかも、みっともない、弱い、ありのままの自分をさらけ出していて、圧倒されます。

そして、「極限状態」ともいえる非日常=プロフェッショナルな仕事を支えているのが、「あたりまえの日常」「ふつうの暮らし」であることを垣間見ることができました。

印象に残ったところを少し紹介させてくださいね♪

●安藤優子さん

ごそんじニュースキャスターの安藤さん。超多忙ななかにあって、ぬか漬けを作りはじめたそうです。

「真夜中にぬか床をかきまわす… おかげで私の暮らしは少しばかりていねいに整ってきたような気がする」

●有森裕子さん&宇津木妙子さん

マラソンランナーと有森さんと、オリンピック女子ソフトボール元監督の宇津木さん。このお二人の手記からは、「ふつうの生活」「妻、主婦であること」が、選手・監督人生の大きな支えとなっている、ということが共通しているように思えました。

有森さんは、一人のときには、いろいろと神経質になっていたことが、相手のある生活ではそうはいかない。けれど、「夫婦だから」と、受け入れられるようになってきたことを語っておられます。

宇津木監督は、子宝に恵まれなかったので、選手のお子さんや姪御さんとのかかわりを楽しみに(生きがいに)されていること。とくにダウン症のお子さんとの触れ合いに夢中になっているとのことでした。「人を育てる」ことがこの方の天職なのだと思いました。

●海老原純子さん(医学博士・エッセイスト)

私が20代の頃だったか、雑誌によく取り上げられていた記憶があります。女性のためのクリニックを開業され、ご自身も美しくて、素敵だな~と思っていた方。

しかし、阪神大震災でご主人の実家が被災されて、手伝いに行ってから、体調が急変したそうです。長年の「ストレスや抑え込んだ感情の蓄積から起こった症状」だったとのことです。

「今まで自分の持っていたものすべてが崩壊し何もなくなった、と思った。約二年半は全く仕事ができず、休業保険で生活した。クリニックは閉じ、体重は増え、持っていた服も靴もすべて入らない。首も顔も湿疹ができて化粧ができない…」

「…今まで自分を支えてきた美学がすべて吹き飛びなくなった中で、私はゆっくり自分を見つめ直した。カッコよくなくてもいい、年をとっても美しくなくなっても、人から素敵と言われなくても、本当に自分の感情を表現しながら生きていきたいと思った…」

そして、いまは、大学でのお仕事と、若い頃プロになろうかと思われていたほどの歌を再び歌われているそうです。「感情を表現する」チャンネルとして、海老原さんには「歌」が必要だったのです…。

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ほかの方々の手記もほんと面白いですよ~ 2,30代でなくても(笑)、教えられるところ多いです。おすすめの本です!

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コメント

人生って色々ですよね。
成功している方々が順風満帆であったわけではないですよね。
今を受け入れて着実に歩んでいくことが大事なのでしょうね。

実はワタクシ、数年前に日経WOMANのHPで紹介していただいたことがあるんですよ~。

雀のお松さん、

>今を受け入れて着実に歩んでいく
あ~耳が痛いです(笑)。
ほんとに大事なことですね。
日経WOMANのHPに紹介されたんですか!すごい☆
どんな内容だったのかしらん…
見たかったわ~ 残念。

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