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2009/12/06

「子どもの感情を育てる」

 しばらく前に、小中学校の先生向けのお便り(「教育相談だより」)に書いた文章です。字数の関係で詳しく書けず、意味不明かもしれませんが(汗)…興味のある方はごらんくださいませ♪

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  いまの子どもをめぐる様々な問題には、「感情のコントロール」が大きな位置をしめているように感じています。発達障害の有無にかかわらず、「感情のコントロール」は多くの子どもにとって課題であり、もしかすると大人にとってもそうかもしれません。

 子どもの感情は、「育てられる」ことで発達し、それが感情のコントロールに繋がっていきます。そのためには両親を始めとする養育者が、子どもの感 情と自分の感情を区別し、子どもの感情をそのまま受け入れ、正確に名前をつけてあげる(うれしい、悲しい、怒り、うらやましい、罪悪感、悔しい…)ことが 大切です。それによって、子どもは、自分の感情を知り、受け入れ、コントロールすることができるようになるからです。

 ある心理学者は、カウンセリングや心理療法を受けに来る大人の多くは、子ども時代に、養育者から「感情を無視された」「否定的な口調で感情を決め つけられた(自分を哀れんでいるだけだ、など)」「感情のことで罰を与えられた(泣くなら罰を与える、など)」「感情にでたらめな意味を与えられた」のい ずれかがあるといいます。

 それに対してカウンセラーは「感情を暖かく迎えて関心を示し」「感情に批判的な判断を加えずに名前をつけ」「安全に感情を表現するよう励まし」 「感情に正確に名前をつける」ための援助を行っていきます。それがカウンセリングにおける癒しのプロセスの重要な部分なのです。とくに、怒りや悲しみのよ うなネガティブな感情をていねいに扱い、名前をつけることが大切です。

保護者のなかには、自分自身の感情をコントロールすることの苦手な方や、自分と子どもの感情を区別するのが難しい方もいるでしょう。そのような親のもとで 育つ子どもは、感情があまり育っていないかもしれません。子どもと長時間かかわる小・中学校の先生方には、ぜひ、「子どもの感情を育てる」という大切な仕 事の一端を担っていただければ…と切に願うものです。

 参考文献:大河原美以著 「ちゃんと泣ける子に育てよう」(河出書房新社)→とくに小学校の先生方にぜひ読んでいただきたい本です。

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コメント

「両親を始めとする養育者が、子どもの感情と自分の感情を区別」って、ものすごく重要ですよね。10年前に『バウンダリーズ』に出会い、教えられたことの一つがそれでした。大人は知らず知らずのうちに、自分の感情を子どもに投影してオーバーリアクトすることがよくありますが、そうすると子どもの感情を受け止めて対処してあげることができなくなりますよね。
『子どもに愛が伝わる5つの方法』では、「怒り」に関する章があり、16歳半までに子どもが自分の怒りの感情をコントロールできるよう育てることが親の目標だとありました。その鍵の一つが、ゴリさんのおっしゃっている「養育者が子どもの感情と自分の感情を区別」することだと思います。我が家でもこの10年それを意識してきた結果、幸いにして、子どもがかんしゃくを起こすことは皆無と言っていいほどです。(兄弟喧嘩はしますし、泣いたり笑ったり大喜びしたり、感情表現は豊かですが、本人が自分の感情を持て余してそれを外に爆発されることはないんですね。)ですから、ゴリさんがここで書かれていることは真実で、it really works!と証言することができます!

ティーンの娘とは、時にはぶつかることもありますが、お互いの間に「声を荒げない」という無言の協定(?)があり、どちらかが興奮して声を荒げそうになると、もう一方が静かに「Don't raise your voice.」と言います。そうすると、興奮していた側がすぐに我に返り、事態は混乱することなく、建設的にすぐに収まります。(ちなみに、Don't raise your voice.と言われるのは、たいていは私の方です。汗)

はちこさん、
示唆に富むコメントありがとうございます!
さすがはちこ家ですね〜
わが家では実践できていませんが(汗)
娘さんたちもたいしたものだわ。尊敬。
「静かに」言うところがポイントですよね。
なかなかそうは行かないと思うのに…すごいっ!

感情、とくに怒りの感情って伝染するし
巻き込む(巻き込まれる)ので、周りの人の
関わり方は難しいですね。
「感情の区別」については、経験上感じていて、職場でもよく話題になるのと、やはりバウンダリーズで読んだことが頭のどこかに残っていて、このフレーズを拝借したのかも知れません(笑)。
5つの方法にも、怒りの章があるんですか〜!
読まなくちゃ!!

ゴリさんこんにちは。
この本とても良さそうですね〜。さっそく注文しました。
私も日々、娘をどう育てていこうか、迷いながらです。
「感情」をちゃんと扱うのって大事ですよね。
私もクライアントさんと話していて、よく感じます。
良い本の紹介ありがとうございました。

らんこさん、いらっしゃいませ♪
本、いいですよ〜 私は読む度に涙してます^^
読んだ感想もよかったらお聞かせくださいな。
らんこさんのお嬢さん、きっとよい子(ちゃんと泣ける子!)に育つと思います!!

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