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2010/05/01

2010/4月の本棚から♪

今月は 小説を読みました。 非日常に浸れて幸せ〜♪

まずは 佐々木譲 の 「警官の血」

この人の作品は初めてです。

友人のススメで図書館で借りました。最初、とっつきにくい感じがしましたが、シンプルな文体で、けっこうわかりやすく、上下巻スイスイ読んでしまいました。

戦後〜現代に及ぶ、祖父、父、子の三代の警察官の物語。推理小説でもあり、歴史小説、家族の物語でもあります。

不慮の死を遂げた父の秘密を知りたいと、警官になった息子。復讐がしたいのではない、ただ真実を知りたい、それを知ることで、父の死を心に収めたい、という切実な願いがあるものの、実際、警官になってしまうと、時代の流れや、様々な任務に翻弄される…

学生運動や赤軍のシーン、DV・PTSDなど現代的なテーマがリアルでした。

思えば、人の一生は、その人の生きた時代・世代という横糸と、祖父母、両親、子ども、孫という血の流れ=縦糸が、織りなすタペストリー。 両者が重なりあって、その人独自の人生があるのだな〜と感じました。

警官の血 上巻
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おすすめ平均  star
star“警官の血”を受け継ぐということ
starいわゆる初代(清二)の部分が上下巻を通してちばん面白い
starその時代を生きる警官の話

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警官の血 下巻
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おすすめ平均  star
star“警官の血”を受け継ぐということ
star民雄から和也へ受け継がれる警官の血
star本来の警官とは

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次は、梨木香歩さんの作品 「沼地のある森を抜けて」 

2年前、彼女の作品にはまったときは、なぜかこの作品は読みたいと思いませんでした。が、今回読んで、とってもおもしろく感じました♪

すごいファンタジーの世界。発想のユニークさに度肝を抜かれます。

だって、「ぬか床」から、人間みたいなもの(?)が出てくるのですから…(笑) 酵母とか菌とかのお話で、途中、「生物学者のエッセイ?」と思ってしまう箇所も。生物とは何か? 生命の始まりとは? 自己とは? 自己の境界とは? いのちの「つながり」と「孤独」… 梨木さんらしい視点だなと思いました。

「警官の血」とは全く違う世界と思っていたら…読み進むうちに、これも、血筋、家系、一族の物語であるとわかり、びっくり。先祖の秘密を探るミステリーでもあったのでした (この2作品を続けて読むことになるとは!) 

なんか複雑な世界で… もう一度読まないと分からないわ〜 再読してもわからないかも(汗)

沼 地のある森を抜けて
沼地のある森を抜けて
おすすめ平均
stars沼地のある森 を抜けて
starsちょっとモヤ モヤ
stars壮大にして矮 小なSF
stars梨木さん、進 化する作家
stars小説という ジャンルを超える

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