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2011/01/29

先生向けのコラムより〜境界線を育てる〜

仕事で、小中学校の先生向けに書いたコラムからの抜粋です。興味のある方はどうぞ♪

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜♪

家庭訪問相談員は、学校および家庭から依頼を受けて、不登校になっている子どもを訪問しますが、結果的に、親を含むご家庭の支援という視点を持って関わることになることが多いです。たとえば、訪問相談員は、子ども本人と会って一緒に時間を過ごすことを一番の目的としていますが、場合によっては、親と話をする機会を作り、自身が抱えている不安や焦り等を聴きながら、いっしょに考えることもあります。

子どもの小さな変化に注目し、それを肯定的な見方で示していきます。親の関わり方についてもいっしょに考え、うまくいっているところを探し、確認し合います。また、子どもの行動で気になっているところについては、発達等の視点からわかりやすく説明します。

このようにして、親が子どもの様子を客観的に観ることにより、子どもとの距離を少しずつ離していくことができるようになります。つまり、親子のあいだの健全な「境界線」を引くためのお手伝いとも言えるでしょう。

子どもに対して過保護・過干渉になってしまう親は、子どもを自分の延長であるかのようにみてしまい、結果として子どもの健康的な自立が阻まれてしまうかもしれません。そこで、親に「自分」と「子ども」の境界線がどこにあるかを見つめ直してもらい、「ここから先は子どもの領域だから、気にはなるけれど踏み込まない、手出ししないように」して、境界線を明確にすることが必要となります。

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 小2の3学期のときに転校してきたD君。友だちにからかわれたことをきっかけに少しずつ登校しぶりが始まりました

  初めは、登校班に間に合わず、後から母親と一緒に行くようになり、その時間もだんだんと遅くなり、午後からの日もあり、小4の頃には完全な不登校になって しまいました。家庭では、父親は厳しく、本人にとってはとても怖い存在だったようで、逆に母親はやさしく、父親からは「甘い」といわれていました。

 

訪問相談では、本人と会うことができましたが、母親の話を聴くことも多く、どうにかしようと思っているが、うまく対応できずに困っている様子が感じられました。常に母親が本人と学校、本人と父親の間の調整役を担っていて、本人の家庭生活にも気を配っていたようでした。 (中略)

母親は、未だに「D君には強く言えない」と話していますが、以前と違うことは、母親自身がそのことを意識して行動しようとしているところだと思います。母親のなかに確実に「境界線」が育っているのをみることができたのです。(完)

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日記・コラム・つぶやき 」カテゴリの記事

コメント

子供の境界線を育てる以前に、まずは親が自分の境界線を育てる… そこからなんですよね。

はちこさん、
おっしゃるとおりだと思います(*^-^)
親が「境界線」を意識してないと、
子どもの「境界線」が薄すぎるか厚すぎるか
になってしまい、苦労しますよね…きっと。

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