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2011/02/07

【BOOK】境界性パーソナリティ障害

境界性パーソナリティ障害―疾患の全体像と精神療法の基礎知識
小羽 俊士
4622074451

わりと若手の精神科医が書いた専門家向けの本。精神科医にしては珍しく(たぶん)、境界性パーソナリティ障害(BPD)の精神分析的精神療法を行っている方です。

前半で、BPDの原因(生まれか育ちかなど)についての研究や、いろいろな精神療法(弁証法的行動療法など)が挙げられるなど、最新の情報も載っていて役立ちそうです。マインドフルネスとかメンタライゼーションとか、恥ずかしながら初めて知りました…

BPDの、思考・感情・コミュニケーション上の特徴として、「主観的な体験を漠然ととらえ、漠然としたまま反応し、漠然としたままコミュニケーションをしてしまう傾向」というとらえ方も、新鮮で、なるほど〜と感じました。

精神分析的精神療法の事例も逐語で、わりと多めに載っていてわかりやすいかも。解釈を急がず、沈黙を大事にする…など参考になります。

でもこうした精神療法(心理療法)は、一度読んだら真似できるというものではなく、スーパービジョン(個人指導)を受けながら、学んでいくものなんでしょうが。概要を学ぶのにはよい本だと思います。

筆者はロバート・ラングス氏に教えを受けたとのこと。へ〜すごいなあ…

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