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2011/07/09

【BOOK】うしろ向きに馬に乗るー「プロセスワーク」の理論と実践

439336404X うしろ向きに馬に乗る―「プロセスワーク」の理論と実践
アーノルド ミンデル エイミー ミンデル Arnold Mindell
春秋社  1999-08


by G-Tools

「プロセスワーク」という(ある種の)心理療法のセミナー/ワークショップの逐語記録。アーノルド・ミンデル(アーニー)というプロセスワーク創始者の本のなかでは、一番わかりやすいそうです。

今の自分にとって、非常に刺激的であり、必要な本だったな〜と実感。繰り返し読みたい本になりました。

同じスタイルの心理カウンセリング長く続けていると、マンネリ、退屈に感じ、燃え尽きる場合もある。それは、援助による燃え尽きではなく、一つか二つの限定された「チャンネル」しか使ってないからである、というようなことが書いてあり、なるほど!と、腑に落ちました。

この場合の、チャンネルとは、視覚、聴覚、動作、身体感覚などです。

このセミナーは、主に、身体感覚、動作、夢などに重きをおいていて、とても興味深いものでした。とにかく、「感じる」こと、感じ方に変化が生じることに焦点をあてています。

慢性的な身体症状(感覚)と、子ども時代の夢(夜にみる夢)につながりがあるとか、おもしろい!

マンネリ気味の心理カウンセラーに、また、慢性的な身体症状や身体感覚に関心のある方にもオススメいたします。

…ラリーという男性が、「身体感覚として何も感じていない場合、どうすればいいのでしょうか?とたずねた。(中略)

アーニー: 何も感じていないというのは普通、自分が感じたくない「何か」を相当感じていることを意味します。それはとても大切なことなのです。(p.26)

プロセスワークは、老荘思想(タオイズム)に影響を受けているのですが、いいなと思ったところを引用します。

タオあるいは自然に従うにはどうすればよいのでしょうか? それはとても難しいことです。私たちが好むことだけに注目し、それに従うことはたやすいですが、自然に従うことは、私たちが好まないことにも注目し、それを思い起こし、それに従うことをも意味します。それは本当に難しい作業です!好きなことに注目するのは何でもないことですが、自分の意思に反した、バカげたことを拾い上げるのは難しいことです。しかし、そこにこそ最も大切な何かが存在していることでしょう。(p18)

それから、健康とか治癒とか癒しという考え方についても、一般的なとらえ方とはちょっと違います。パラダイムシフトを迫られるような、いろんな意味で刺激をもらえる本だと思います。訳者による解説(あとがき)もぜひ読んでおきたい内容です。

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