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2011年9月

2011/09/28

【BOOK】思春期をめぐる冒険ー心理療法と村上春樹の世界ー

4535562105 思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界
岩宮 恵子
日本評論社  2004-05

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臨床心理士(カウンセラー)の岩宮恵子さんの著作です。

村上春樹の小説を、おもにユング心理学をベースにした心理臨床(カウンセリング)の視点から読み解く意欲作。

カウンセリングの過程を、村上春樹の小説から読み解く、ともいえます。

たくさんの村上作品〜羊をめぐる冒険、ダンス・ダンス・ダンス、ノルウェイの森、ねじまき鳥クロニクル、スプートニクの恋人、海辺のカフカなど〜が取り上げられています。

いや〜すっごくおもしろかった!

著者(というかユング心理学?)独特の言葉、「異界」「あちら側とこちら側」「見える身体と見えない身体」 といった用語や世界観が大丈夫な人にはお勧めです(笑)。

とくに感動したのは、「入り口の石」という章。わかる方にはわかると思いますが、海辺のカフカのモチーフです。ここを読んで、海辺のカフカの、よくわからなかったところが、すっごくクリアーになってしまいました。こんなにクリアーで、いいのかな?と思ってしまうぐらい(笑)

なぜ、「あちら側」に行かなくてはいけないのか、その意味も分かりましたし、「あちら側」つまり異界への「入り口」開くときの状況は、「強い結合と暴力と血が必要とされる」 というところにも、ほう〜っと。そういえばこれは、スプートニクの恋人にも出てくるモチーフでした。(これって聖書の世界にも通じるかも?とか連想。) 

そして、「ゆるしと血」というテーマも。

人生で起こる、とりかえしのつかないできごとのすべてをゆるし、生き続ける意思をもつこと、それは、世界全体が息を吹き返していくことにつながる…

というくだりに、感動。(ここだけ読んでも意味不明ですよね…)

村上春樹好きな方には、おすすめです!これを読んで、また春樹作品を読み返したくなってきました!

そして、岩宮先生には、1Q84についても書いていただきたいな〜と思った次第です。

2011/09/24

アートなお出かけ。

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連休中、知人が個展を開くというので、夫婦で見にいきました(子どもも誘ったけど、ふられました〜)

場所は調布市の仙川駅ちかくのギャラリー。

駅から少し歩くと、建築家 安藤忠雄氏が設計した建物が並ぶ通りがあります。計画道路で分断されてしまった土地を上手に生かした街作りだそうで、東京アートミュージアムという建物もそのひとつ。とてもスタイリッシュな通りでした。

その先に、アートギャラリーがありました。絵や陶芸や彫刻、といくつかの個展がガラス張りのスペースで行われていました。

ワタシたちが訪ねたのは、石の彫刻。モチーフは古生物。三葉虫とかそういうたぐいのものです。ムカデみたいなものや、イソギンチャクみたいなもの… よくわかりませんが(汗) 不思議な世界。

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可愛らしいキャラクターみたいなものもありました

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ひとつひとつ丁寧に作っているんでしょうね…

お値段1つ数万円也〜 私たちは売上げに貢献出来ませんが…(汗)

お茶を飲んで楽しくおしゃべりして… 帰ってきました。

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ちょうど、ワタシたちの結婚記念日だったこともあり、

旦那様(←こういうときだけ)が、そのギャラリーで売られていたビーズのネックレスを買ってくれました(おねだりしたのではありませんよ

そして、向いのケーキやさんでフルーツロールケーキを買って帰り、子どもと一緒に食べました。中はフルーツたっぷり、外はサックサクで、美味でした

この日はほんとうは出かける前に疲れてしまって、電車で1時間以上もかかるところにいくのはおっくうだったのですが…

新しい場所に出かけること、人と会うことってやっぱりいいですね! 元気になれました〜

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2011/09/22

【BOOK】角田光代 ひそやかな花園

4620107565 ひそやかな花園
角田 光代
毎日新聞社  2010-07-24


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図書館で何ヶ月か待って、ようやく借りられました 

「八日目の蝉」の角田光代さんの小説。

これも、「八日目の蝉」同様、「家族とはなにか」をめぐるお話といえるでしょう。

子どもが幼い頃、夏の「キャンプ」に毎年集っていた7家族。どういうつながりで始まったキャンプなのか何も明かされないまま、ある年から突然、キャンプが打ち切りに。

成人した七人は、それぞれ親から「キャンプ」の秘密を明かされ、十数年ぶりに連絡を取り出す…

と、設定がまた凝ってるな〜と。

「親」になることの難しさ、とくに「父親になること」の難しさが描かれているかな…

親になるとは、子どもを授かって即なるものではなく、子どもに向き合い、自分に向き合い、伴侶に向き合うなかで、「親になっていく」ものなんだな〜としみじみ思いました。

あと、七人の若者が、それぞれ自分の人生(運命)にとまどうけれど、最終的には逃げないで、受け入れようとしているところがさわやかでいいな〜と。

10代、20代の人たちが読めば、きっと勇気づけられる本だと思います!!

2011/09/21

なんちゃってバゲット♪

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今日は非常に強い台風のため、勤務先の学校は休校に。(神さまがくれた休日

地元の、娘と息子の学校は通常通りだったけど、いまさっき、暴風警報が発令されたことで、娘は2時間目終わって下校、息子も2時間目終わって、引き取りとなりました。

(せっかく、静かな休日と思ってたら… コドモたちテンション上がっちゃって、うるさいことうるさいこと〜

さて、先週の話ですが、バゲットを焼いてみました。

富沢商店でたくさん粉を買ったんですけど、カンパーニュ用に と準強力粉を5キロも買っちゃいまして。

案の定、なかなか使わず… だから、カンパーニュだけでなく、バゲット(細長い、いわゆるフランスパン)を作ってみることに。

以前作った時も失敗だったんだけど、やはり今回も失敗… 生地が扱いにくく、

クープが開きませんでした〜

見た目 無惨なことに

でも、断面は、それなりに、バゲットに見えるかしら?

朝食に出したら、家族はバクバク食べてくれました

きれいなバゲット焼ける人ってすごい、ほんと尊敬します

いつか、習いに行きたいものです…

 

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2011/09/20

連休中のいろいろ〜

きのうまでの三連休は、GOOD & NEWなことがいろいろあり、とても楽しく充実していました。

まずは、大学時代のサークルの同窓会。出たのは、6〜70人集まり、そこで、80年代卒業生によるミニ・パネルディスカッションに出ました。

5人のメンバーで、仕事と家庭生活のバランスとか、学生時代は想像していなかった「危機」や「転機」についての話を少しさせていただきました。

なごやかな雰囲気で、とても話しやすく、思ったより緊張しないでできました〜

なんと、その会場は、16年前の9月にワタシたちが結婚式を挙げた場所。奇しくもその同じ場所で、この16年を振り返ることになったんですね… 

結婚生活は、想像していたのとは違うことも多かったけど ひとことで言えば、感謝かなあ〜
これからも何があるかわからないけど…ね!

それから、恒例の学童対抗ドッジボール大会。 

子どもの試合の応援で、親が盛り上がる〜 母達といろいろ話せたし、楽しかった! 息子は活躍しなかったけど 終わった後、彼が興奮気味に自分の試合や他の学年の試合のことを話してくれるのが、可愛く、うれしかったデス。

もうひとつは、「認知行動療法」という心理療法のセミナーに行ったこと。これもいろいろと刺激を受けました。別の記事であらためて書きたいと思ってます。

今週は3日働いてまた連休〜 あっというまに終わりそうですね


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2011/09/16

10分でお弁当♪

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ワタクシ自慢じゃありませんが、むかしから早起きが苦手。夜更かしでもないんですが、長く寝ないとダメなタイプで、

朝は、出勤の1時間前に起きて、身支度、朝食作り、弁当作り、メイク(BBクリーム塗るだけ)などを超スピードで済ませている毎日(だから忘れ物もしばしば…ハンカチとか時計とか)

今日のお弁当も、10分ぐらいでおかずを作りました!

娘が 「冷凍食品きらい、飽きた」 というので、7月頃から、冷食に頼らず、作ってます(涙)。

でも、やっぱり美味しくていいですね!(ワタシも弁当持参の毎日なので)

今日は、

●オージービーフとナスの炒め

●ゴボウと人参の素揚げ

でした。(二品が精一杯!)

ビーフ薄切りとナス薄切りをフライパンで炒め、酒少々と焼き肉のタレで味付けしました。

ゴボウと人参はささがきして(ちと面倒ですが…包丁を研いだらやりやすくなりました!) フライパンに1センチぐらいの油を敷いて、中火で素揚げ。(動かさないほうがいいです) キッチンペーパーに取り、塩をふりかけるだけ。

ゴボウの素揚げ(ごぼうチップス)は、家族みんな大好き。夕食に作ってもとぶように売れる一品です。簡単なので、おすすめです〜♪

写真↑の渋い黒の弁当箱は、娘のです

4月当初に使っていた水色の乙女なお弁当箱は「小さい」から、と、男性用の、ご飯が2杯半入る弁当箱に 体重ドンドン増えてます

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2011/09/14

テレビなし生活その後と夕方のスケジュール。

完全地デジ化と同時にスタートした わが家のテレビなし生活(笑)。

なかなか快適です! 生活がよりシンプルになった感じ。

一番びっくりしたのは、子どもたちから、テレビ見たいの声が上がらないこと。

娘などは、「テレビないほうがいい〜」って。すご〜い!

息子が、テレビを見ないかわりに Wiiを許可したら、毎日やっていて… 時間を決めてはいるのですが、ちょっと多いかな〜と気になりつつも。

ちなみに平日夕方〜の過ごし方は、

帰宅して大急ぎで夕食の準備をし、夕食が7時前後。それまで子どもは自由に過ごす(プリント類や弁当箱などを出す)。

夕食後、8時までは自由。息子はWiiやDVD、娘は音楽聴いたり、メールしたり、You tube見たり。ワタシもPCタイム。

8時から、勉強タイム。最近ふたりとも食卓で勉強するようになりました。宿題や通信教材をやったり、翌日の準備。

息子は8時半くらいからお風呂(一人で)、上がったら、ベッドでワタシが本の読み聞かせ。9時半消灯です。

スムーズに行けばこうなのですが、場合によっては大幅にずれ込むことも…(そういう日のほうが多かったりして。汗)

で最近、息子には、「シール作戦」を開始。起きる時間、寝る時間、勉強、風呂の時間など、スケジュール通りにできたら、シールを貼ることに。そしたら予想以上に張り切って、前よりだいぶ改善されました〜 まだまだコドモ、単純でいいね〜

娘は、10時前後に寝るまで、宿題、洗濯物たたみ、お風呂、その他 自分の部屋でごそごそやってるみたいです。塾や習い事何もしていないので、毎晩ゆっくり家で過ごせるのはいいことかな。

最近ふと思います。子どもはあと5,6年もすれば、親からすっかり離れてしまう。べったり過ごせるのは今だけ。時間、時間、と追い立てずに、時間を忘れて一緒に遊んだりおしゃべりするのもいいのかなあって。 せめて週末は、家族団らんの夕べを充実させたいな〜と思ったりしてます。

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2011/09/12

子どもに言ってはいけない言葉!

中1娘は、夏休み開けて早々、期末テスト(二学期制なので)があり、先週金曜日に終わりました〜

その前後で、バタバタ、すったもんだありまして…

気分がジェットコースターのように変わる思春期女子 (ゴリ子は昔からそうだったけど…) ついていくのが大変だわ〜

詳しくは書きませんが、娘がある「失敗」をして、凹んでいました。

そこで、ワタシのかけた言葉は…

「だから、いつも言ってるでしょう!!」 

娘はギャーっと怒って、自室の戸をバタンと閉めて閉じこもり状態に。

あ〜あ やっちゃった〜

いま、「聖書に学ぶ子育てコーチング」という本を読んで勉強中なのですが、

子どもが自分で「選択」したことの「結果」を引き受けている場合、たとえ「失敗」や残念な結果であっても、それを引き受けるのは本人。親からの声かけは「残念だったね」だけで十分。つらい気持ちに寄り添い、痛みに共感を示してあげることがとても重要と。(4章参照)

それは、現実がもたらす結果を本人が引き受けていく、という、おとなになるために学ぶべき大切なプロセスだからです。

「だから言ったでしょう!」「いつも言ってるでしょう!」「やっぱりあなたは○○なんだから!」親がそういう対応をすると、「親が嫌い」「親を恨む」という別の方向に子どもを走らせてしまう。

なるほど〜と深く納得。

だけど、行うは難しで、わかっちゃいるけど… ってヤツです。

また、試験中に娘がある「失敗」をやらかして、大泣きに(テストとは関係ないことで…)。

ワタシは

「だからさあ〜 ○○しながら○○してたら、そうなると思うよ…いつも言ってるでしょ…」

あ!! また言っちゃった〜

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2011/09/08

【BOOK】タッピング入門

4393365046 タッピング入門―シンプルになったTFT&EFT
ロベルタ テムズ 浅田 仁子
春秋社 2009-04-24

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TFT(Thought Feild Therapy=思考場療法)とは、鍼のツボをタッピング(指先で軽く叩く)することで、心理的問題を改善させていく心理療法。(TFT協会のHPより)

不安、恐怖心を取り除いたり、PTSD、トラウマケアなどに効果的とされているようです。

これはその入門書。自分でするタッピングをわかりやすく解説しているので、すぐに実践できます。

顔のツボ、手のツボ、そして体幹のツボ、がいくつかあり、そこをタッピングしながら、暗示のセンテンス(アファーメーション)を唱える。基本はそれだけです。

センテンスは 

「たとえ ○○であっても(恐怖を引き起こすことなど)、わたしは大丈夫です」

「たとえ ○○であっても、わたしは自分を受け入れます」 など、

肯定的な文章になるように、自分で作ります。

乳幼児や子どもには、親がやってあげることもできます。

わたしも、パニックを起こしている息子に試しにやってみました。

効いたかどうかわかりませんが、

こちらも冷静でいるのが難しいと気に(笑)、安全な関わりのバリエーションのひとつとしていいな~と思いました。

もちろん、子どもだけでなく、大人が、緊張するとき、不安なときなどに自分で手軽にできると思います。

わかりやすい本なので、初めての方におすすめです!

2011/09/05

子宮頸がん予防接種

 中1娘は週末、テスト前で部活がオフ。こういうときでないと、予防接種に行かれません。

だから、途中で終わってしまっている  「日本脳炎」の予防接種に行こうと思っていました。(あと3回受けないとならないのよね〜)

 しか〜し、娘が、ぽつりと

 「○○ちゃんと○○ちゃんは、子宮頸がんの注射してきたんだって〜。半年で3回打たないとならないから、無料でやるなら9月中に始めないとだめだって〜」 

 ナヌ!? それは聞き捨てならない情報!

 ということで、あわてて、ググってみたら、まったくその通り!

 全国的に、女子中高生は、来年3月まで無料(その後は、まだ不確定)。半年間に3回受けないといけない、とのことでした。

 あまり考えていなかったのですが、もう時間がない! ので、娘に受けさせることに。

 かかりつけの小児科で、(日本脳炎ではなく)子宮頸がんワクチン(サーバリックス)を打ってきました。

 が、そのあと大変なことに…!?

 筋肉注射だから痛いとは、娘の友達も言っていたし、副作用の説明にも書いてありました。

 が、 こんなにひどくなるとは… 思ってもみませんでした。

当日夜から、痛みが激しくなり、左腕がまったく動かせない。ちょっとでも触ると「痛い」といって泣きます。

 熱も出ました(37度ちょうどですけど)。試験勉強する大事な一日だったのに、ほとんど横になって過ごしました…

 翌日も、一日、腕が動かせず、私が着替えさせたり、洗髪を手伝ったり。

 3日目(月曜日)は朝から学校行けましたが、体育は見学、その日の夕方やっと、日常生活に支障無くなってきました〜 ああよかった!

 副作用は個人差があるので、一般化できませんが、娘はいままで予防接種で具合が悪くなったことは一度もありません。

 痛みだけではなく、効果の問題も。

 あとから調べたのですが、ウィルスの感染を防ぐのは、

最長で6.4年 ですって〜 (製薬会社のサイトより)

 う〜んその長さ、微妙ですね… 高校生になってから受けるのでも、よかったのでは…と思ってしまいます。

 その頃もたぶん無料だろうし…

2、3回目はやめようかなと いま悩み中 

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2011/09/01

【BOOK】パール・バック 大地(1)(2)

4102099018 大地 (1) (新潮文庫)
パール・バック 中野 好夫 新居 格
新潮社  1953-12

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この8月、パール・バックの長編 「大地」を読み始めました。新潮文庫は全4巻。前半2巻を読み終わったところです。

読み始めたきっかけは、7月ころ「大地」を薦めている書評に続けて2本出会ったこと。二つとも、絶賛していたし、一つには、「人生の全てが書かれている」と。これは読むしかないでしょ!と、思ったわけです。

舞台は19世紀末〜20世紀初頭の中国。貧しい農民の子 王龍の三代に渡る物語。

王龍が、働き者で賢い妻を得て、農業で成功し、土地をどんどん買って、成り上がって行く、そして長男の婚姻を見届けて、最期を迎える。ここまでが第一部です。

王龍の 「土地」への愛着は深く、そこから このタイトルがついているんですね。

「わしたちは、土から生まれて、いやでもまた土へ帰るんだーーお前たちも、土地さえ持ってれば生きてゆけるーー誰も、土地は奪えないからだ。」

「お前たちが土地を売れば、それが最後だぞ」

これが、王龍の最期の言葉。

第二部は、王龍の3人の息子の物語。この息子たちは、父の遺言を全く無視して、土地を大事にせず、自分のやりたいようにやっていくわけです。

長男は、遊んでばかりで何もしない地主に、次男は、抜け目ない商売人に、三男は野心家の軍人に、と全く違う道に進むところが、おもしろいな〜と。同じ親から生まれ、同じ家に育ったのに、こんなに違うってすごいなと。

それぞれの奥さんとか妾同士のバトルも描かれていて、なんだか、旧約聖書の世界みたい(笑)と思いました。

あまり仲の良くない三兄弟、という意味では、「カラマーゾフの兄弟」に似てるかも…

パールバック女史は、中国への宣教師の両親とともに、中国で子ども時代を過ごしているんですね。アメリカの大学を出て、そのあとまた中国へ戻っているようです。

西洋人女性が、中国人、しかも男性のこと(内面を含めて)をこれだけ深く理解している(と思われる)のは驚きでした。

これから先も読むのが楽しみ!

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