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2011年12月

2011/12/30

【BOOK】 2011 ゴリが選んだ本ベスト5

今年も去年と同じく70冊ぐらいの本を読むことができました。

雑誌・書籍の全レビューは、こちら→

傾向としては、心理学の専門書がぐ〜んと減って、
フィクション(小説とか)が増えたかな。
勉強のためにというより、楽しみの読書、という感じです。

ブログでも紹介してきましたが、きょうは、
私ゴリが選んだ、今年のベスト5(今年読んだ本という意味デス)
あらためてご紹介させていただきま〜す

まずは第5位から!

【第5位】

冲方 丁著 天地明察 レビューはこちら→

404874013X 天地明察
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)  2009-12-01

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【第4位】

アガサ・クリスティ著 春にして君を離れ レビューはこちら→

4151300813 春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー 中村 妙子
早川書房  2004-04-16

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【第3位】

ケン・フォレスト著 大聖堂 (全3巻) レビューはこちら→

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)
大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫) ケン・フォレット 矢野 浩三郎

ソフトバンク クリエイティブ  2005-12-17
売り上げランキング : 25289

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大聖堂―果てしなき世界 (下) (ソフトバンク文庫) 大聖堂―果てしなき世界 (中) (ソフトバンク文庫) 大聖堂―果てしなき世界 (上) (ソフトバンク文庫) 巨人たちの落日(下) (ソフトバンク文庫) 巨人たちの落日(中) (ソフトバンク文庫)

【第2位】

村上春樹著 1Q84 (全3巻) レビューはこちら→

B003H9MJUA 1Q84 1-3巻セット
村上 春樹
新潮社  2010-05-29

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【第1位】

パール・バック著 大地 (全3巻) レビューはこちら→

大地 (1) (新潮文庫)
大地 (1) (新潮文庫) パール・バック 中野 好夫 新居 格

新潮社  1953-12
売り上げランキング : 34662

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大地 (2) (新潮文庫) 大地 (3) (新潮文庫) 大地 (4) (新潮文庫) 大地 (4) (岩波文庫) 人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

【番外編】

●子育て本

タウンゼント&クラウド著 

「聖書に学ぶ子育てコーチング」

子育てに非常に役立つ「境界線」という概念についてていねいに取り扱っています。

聖書に詳しくない方でも、問題なく読めると思います。

すべての親である方々、子どもにかかわる仕事の方々にとって

必読の本といえるでしょう!

4900677213聖書に学ぶ子育てコーチング
ヘンリー・クラウド ジョン・タウンゼント 中村 佐知
あめんどう 2011-08-10

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●自己啓発本

マイク・マクナス著

「ソース〜あなたの人生の源はワクワクすることにある」

レビューはこちら→  

4900550132 ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。
マイク マクマナス ヒューイ 陽子
ヴォイス  1999-10-01

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軽く読める本ですし、生活がなんとなくつまらない、退屈だと感じている方にはとくにお勧めでございます!!

●また、心理学・カウンセリング関係の本では、A.ミンデル や W.グラッサー という海外の心理臨床家の本に出会い、まだ消化してきれていませんが、学ぶことが多かったです。

439336404X うしろ向きに馬に乗る―「プロセスワーク」の理論と実践
アーノルド ミンデル エイミー ミンデル Arnold Mindell
春秋社  1999-08

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4902222086 15人が選んだ幸せの道―選択理論と現実療法の実際
ウイリアム グラッサー William Glasser
アチーブメント出版  2003-07

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来年も、素敵な本との出会いがありますように〜

2011/12/29

2011 わが家の10大ニュースは?

2011年 大震災と原発問題に衝撃を受け、翻弄された一年でしたが…

ここでは、お気楽にわが家&ワタシの1年を振り返りますね

【3月】 ゴリ子が小学校卒業&学童卒所

   *6年間の思い出がつまった小学校と学童。ゴリ子の大好きな場所でした。小さかった1年生がこんな大きくなるなんて…とワタシも感涙。

   おじいちゃんをおくる(涙) 

    *ワタシにとっては結婚以来16年のお付き合い。自家製野菜をおくり続けてくれた孫思いの優しいおじいちゃん。本当にお世話になりありがとうございました、という気持ちで一杯。

【4月】 ゴリ子が中学入学

    *バレーボール部へ入部しアスリートの世界へ足を踏み入れました!? 部活だけでなく、行事や勉強にも積極的なゴリ子に感心(小学生の時とは大違い…)。ユニークな先生方やママたちとの出会いにワタシも刺激を受けました。

    学童の役員になる(ワタシ)

   *2年生の親は全員役員になります。今年で2回目。役員一同仲良くやってこられました。3月まであとちょっと…がんばろう〜

    新しい仕事(私立女子校のカウンセラー)を始める(ワタシ)

   *仕事を一部変えました。ワタシにとって新しい世界。独特の文化にとまどうことも。女子中高生たちはカワイイです〜      

【5月】 ゴリオとゴリ夫がサッカーチームに入会

    *毎週土曜日、二人で練習に行くようになりました。息子もパパと一緒にできることを喜んでいるみたい。ワタシも、新しいママ友ができて楽しんでいます。

【7月】 地デジ化にともない、テレビ無し生活始まる

【8月】 スポーツクラブに入会(ワタシ)

    *ブログで何回も書いたけど、一念発起して、スポーツクラブに入り、週2回ぐらい、汗を流すように。一番よかったことは、「運動してるからこのくらい食べても大丈夫!」とたくさん食べる事への罪悪感が減ったことかな…(笑)

【9月】 小田和正 東京ドームライブに行く(ワタシ)

    *小田さんライブはたしか3年ぶり。よかった〜 堪能しました☆☆☆

あれ、10コに達しないけど…(笑) これくらいにしておきます〜

 振り返ってみると、家族それぞれ、新しい世界に入ったり、新しいチャレンジの年でした。

 来年も、楽しくチャレンジを続けていきたいと思います〜

 

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2011/12/28

【BOOK】選択理論と現実療法の本2冊

年の瀬ですが、すっごくおもしろい本に出会ってしまいました!

4902222086 15人が選んだ幸せの道―選択理論と現実療法の実際
ウイリアム グラッサー William Glasser
アチーブメント出版  2003-07

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米国のウィリアム・グラッサー(精神科医で心理療法家)の提唱する、選択理論と現実療法。前から名前だけ知っていて学んでみたかったのですが、今回講読している雑誌に載っていたということもあり、初めて単行本を読んでみました。

選択理論の特徴はいくつかあるのですが、一番は、

人間関係において「外的コントロールをしない」ということだと理解しました。

(外的コントロール、という言葉は直訳で好きじゃないですが…)

つまり、親が子どもを、あるいは子どもが親を、教師が生徒を、生徒が教師を、夫が妻を、妻が夫を、コントロールしないし、されない、というのが目指す人間関係のあり方。

他者をコントロールしない、そして、自分も他者にコントロールされない、コントロールするのは自分だけ、変えられるのは自分だけ、というところが重要なポイント。

心理療法家(カウンセラー)を訪れる多くの人は、「自分は変わりたくない、人(家族や友人知人)を変えるにはどうしたらよいか」という相談をします(これはワタシも実感していること)。それに対して、グラッサー氏は、徹底的にNOをつきつけます。変わるべきはあなたですよ、と。

具体的にいうと、人間関係を築くために

「責めない、批判しない、文句を言わない、ガミガミ言わない、脅さない、罰さない、ほうびで釣らない」

そうではなくて、

「傾聴する、励ます、支持する、尊敬する、信頼する、受容する、意見の違いについては交渉する」 ことが推奨されます。

 

また、自分のしたことの結果は自分の責任であるという「境界線」の概念と同じですが、

責任ということをよりはっきりさせるために、

「自分の問題や症状は、すべて自分が選んでいることである」 という考え方にたっています(=選択理論というネーミングの由来)。

「境界線」よりさらに一歩進んだ考え方。 驚きました!

行動だけでなく、いわゆる症状も(うつ、幻聴、依存症) なども、「自分が選んでいること」 と捉えるのですから、かなり過激。

また、人のすべて行動(全行動)は、「思考、行為、感情、生理反応」の4つからなると捉え、感情と生理反応は、コントロールが難しいので、思考と行為をコントロールする、という考え方も。

これは、A.エリスの論理療法や、A.ベックの認知行動療法の考え方と同じように思えました。

さて、本の話に戻ると、

この本は、グラッサー氏が実際に行ったであろうカウンセリングが逐語的に(改変されているのでしょうが)出てきます。

グラッサー氏だからうまくいったのかなと思われる名人芸的な部分がありますが、見立てや、間合いのとり方、直面化のタイミング、言葉のかけ方など、なるほど〜と思わされます。

夫の浮気が許せない妻、ドロップアウトしそうな高校生、暴君と化している幼児、性同一性障害の中年男性… 事例がアメリカ的ですが、でもとってもおもしろい。物語としても楽しめました。

選択理論・現実療法についてあまり知らない方なら、理論的な本より、こちらをお薦めします〜

そして、もう一冊、これも分かりやすくておもしろい本でした。カップルが、それぞれ、人生に何を求めているのかを知るのが大事、というような内容。そういうことってなかなか結婚前には考えないものですよね…

論理的に考えるのがいかにもアメリカ的…

4902222027 結婚の謎(ミステリー)
ウィリアム グラッサー カーリーン グラッサー William Glasser
アチーブメント出版  2003-05

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あと追加で、この本もよさげです!

4902222310 人生が変わる魔法の言葉―親と子・夫と妻・恋人たちのMiracle Words
ウイリアム グラッサー カーリーン グラッサー William Glasser
アチーブメント出版  2006-03

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図書館で借りてこよう〜っと(笑)

2011/12/25

メリー・クリスマス♪

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クリスマスおめでとうございます

 

光は闇の中に輝いている (ヨハネの福音書 1章)

 

暗闇のなかでも輝き続ける光の力を信じていきたい…と思います

クリスマスの祝福が 豊かにありますように

2011/12/23

クリスマスホームパーティ第二弾☆

昨日22日がワタシの仕事納めでした(職場はまだ開いてますが…)

今週はやたら忙しくて、しかもモヤモヤっとするケースもありましたが、

なんとか終わることができて感謝♪ 冬休みはリフレッシュするぞ〜

ということで、今日は恒例の、甥姪たちを招いてのクリスマス会をわが家でしました。

妹&義妹が、ラザニア、ポークビーンズなどを作ってきてくれて、華やかな食卓に♪

 

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ワタシが用意したのは、前回とほぼ同じ…汗。

リンゴとルビーグレープフルーツのオードブル、ケークサレ、チキンソテー、ナッツ入りカンパーニュ、です。

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メインイベントは、やっぱりケーキとプレゼント!

今年は、お菓子の家を買ってきました

近所のおいしいケーキ屋さんのだから、壁や土台のクッキーがサックサクで美味しかった♪

子どもたち、バリバリおうちを壊していて、楽しそうでした

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もう一つ、大人も楽しめるケーキを購入。ホワイトチョコレートでコーティングされていますが、中は、赤(いちご)、緑(ピスタチオ)、白の三色のムース!

土台はサクサクしていて、なかはしっとり。さっぱりめで美味でした〜

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そして、お子たちには、ブーツに入ったお菓子のプレゼントも

こどもたち、ますますハイになってしまい、家全体を使ってかくれんぼが始まって、なかなか帰りたがらず、でしたが…

それではみなさま、良いクリスマスを〜♪

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2011/12/20

クリスマス・ホームパーティ☆

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こんどは、夫婦でおつきあいしている方々を招いての、持ち寄りクリスマス夕食会♪

みなさんいろいろ作ってきてくださり、にぎやかな食卓に〜☆

ワタシが用意したものは、手軽にできる簡単なものばかり…

●オードブル

きゅうり、トマトのざく切りにクリームチーズとサルサソースをトッピング!

カンタンで クリスマスカラーの見た目カワイイですよね!?

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●チキンとジャガイモのグリル

チンしたジャガイモと鶏モモをフライパンで焼きました♪ たっぷりのローズマリーと塩胡椒で。

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●ケークサレ (炒め人参&たまねぎ、かぼちゃ、ブロッコリー、チーズ)

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●定番のシュトーレン☆

たっぷり雪(粉砂糖)を降らせました!

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おともだちが焼いてきてくれたローストチキン↓↓

ジューシーかつ味わい深いごちそうでした!!

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みんなそこそこ楽しんでくれたかな〜と思います。久しぶりの友人ともゆっくり話せてうれしかった!

そうそう、後片付けはすべて夫がやってくれましたよ〜 お疲れ様でした☆

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2011/12/19

発熱でぐ〜んと成長!?

子どもが小さいころ(3歳くらいまで)は、二人ともよく熱を出したものです。そして、熱がひき体力を回復すると、なぜか、言葉も知恵もぐ〜んと成長しているのを感じたものでした。

小2の息子は、3歳過ぎたころから、病気知らずになり、大流行したインフルエンザにもかからず元気に過ごしていて、去年も皆勤賞でした。

が、先週、帰宅して「暑い暑い」といってゴロッと横になって、食事をとらずに寝てしまい… 測ったら37.9度の熱。

夜にはもっと上がったと思います(が、熱を測らなかったずぼら母)。翌日は、6度台に下がったけど、フラフラするというので、学校を休ませ、その翌日は元気に♪

その回復した日の夜のこと。

たまった宿題や、教材の勉強を約束した時間にやろうね、ということになっていたのに、例の如く(?) イヤイヤ病が始まり…

へりくつをこね始め、「ママがやらなくていいと言った、ママが悪い…」などなど、

なんでそういう理屈になるの!? という状況に。

言った、言わない、売り言葉に買い言葉…みたいになり… 

ワタシが子どもの挑発に乗ってしまったということなのでしょうが、

ガツンと怒りまして(汗)、息子大泣き。

ギャーギャーわめいていましたが、しばらくたって、

泣きながらも 「ママ、聞いて、ママに伝えたいことがあるの…」

と言い出しました。

ワタシが自分を抑えながら聞いてみると…

自分は学校や学童では平気な顔をしているけど、ホントは怖がり(←寂しがりや、ということだと思います)

だから、宿題や勉強するとき、パパやママが隣にいて見ていてほしいし、寝室にいくときもついてきてほしい…

というようなことを言ったのです。

息子は、ふだんはヘラヘラしていて、親が質問しても まともな答えが返ってこないことが多いので(わかんない、知らない、忘れた、が多い…)、このように自分のことを語ることができるとは思ってもみませんでした!

最近は、勉強タイムには、側にいないほうがいいかなと思って(ワタシに絡んでくるので)、席を外していることが多かったのですが… 寂しかったとは…

彼なりに自分の気持ち・考えを伝えることができるように成長してきたんだ〜と、ちょっと感激しました。

そして、その後 機嫌が良くなってからは、

「パパ、ママ、 病気のときは いろいろありがとう♪」 とまで!!

いや〜 怪我の功名!? じゃないけど、

熱を出すと、やっぱり子どもって成長するのかしら!?


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2011/12/15

【BOOK】 再読 ノルウェイの森 

B0047T7QXO ノルウェイの森  上下巻セット (講談社文庫)
村上 春樹
講談社  2010-11-05

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 村上春樹の「ノルウェイの森」を初めて読んだのはいつのことだったか…思い出せません(たぶん結婚前か、子どもが生まれる前だと思う)。

 たぶん初めて村上作品を読んだせいか、なにか、ワケがわからない、違和感のようなものを感じたことだけを覚えてます。

 臨床心理学を学び始めてから、「ねじまき鳥クロニクル」を読んで、ムラカミワールドに徐々にはまり、楽しめるようになってきました。

 そして、今回十数年ぶりに「ノルウェイの森」を読んでみようと思い、手に取りました。

 ストーリーもほぼ忘れていたので、作品を楽しみたいという気持ちもありましたが、それより、前回と比べて自分が何をどう感じるのか<中年になった自分が(笑)>に興味があったのかもしれません。

 上下巻、あっというまに読んでしまいました。至福の通勤時間だった♪

 う〜ん、やっぱりなかなかおもしろい、すんごい作品だな…と…(単純でスミマセン)

 全編を通底しているのは「生と死」。主人公「僕」が17歳〜20歳のころ、唯一の親友、そして大切に思う女性(直子)が自死していきます… ほかにも、その関係者が次々と自死や病死する 圧倒的に暗く切なく寂しい物語。「僕」の出した結論は…

「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」

  たしかにそれは真実であった。我々は生きることによって同時に死を育んでいるのだ。しかしそれは我々が学ばねばならない真理の一部でしかなかった。直子の死が僕に教えたのはこういうことだった。どのような真理をもってしても愛するものを亡くした哀しみを癒すことはできないのだ。どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その哀しみを癒すことはできないのだ。我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かを学びとることしかできないし、そしてその学びとった何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ。(下 p223)

そんな僕に対して 僕と直子の導き手のようなレイコさんが言った言葉も印象的。

あなたがもし直子の死に対して何か痛みのようなものを感じるのなら、あなたはその痛みを残りの人生をとおしてずっと感じつづけなさい。そしてもし学べるものなら、そこから何かを学びなさい。でもそれとは別に緑さんと二人で幸せになりなさい。…だから辛いだろうけど強くなりなさい。もっと成長して大人になりなさい。(下 p248)

 

 「僕」は、レイコさんとの「喪の儀式」を経て、緑という女性と一緒に生きていくことを決意します。

 小説の最後は、緑に電話した僕が「あなた、今どこにいるの?」という問いに答えられず、「僕は今どこにいるのだ?… 僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた。」 で終わります。じわじわと押し寄せる感動。人は誰かとのつながりがあって初めて自分をこの世界に位置づけることができるのか、と思ったり。

 そして、この作品にはめずらしく、作者のあとがきがついていたのでした。これを読んでまた胸がつまりました。

 さて、ムラカミワールドは、作品を越えて、いろいろなモチーフやメタファーがつながって、進展していると思うのですが、

この作品にも、その後の作品に見え隠れする様々なモノが潜んでいました。

「井戸」、「森」、「ねじを巻く」こと、「スプートニクの恋人」や「海辺のカフカ」に出てきそうな人物たち、そして、「1Q84」の「青豆」も発見してしまい… 

電車のなかでニヤニヤして 完全に妖しいヤツになってましたね

何度読んでも、そのときの自分の状態によって、気づくことや感動する場所が違いそうな村上作品。新作が出る前にまた他の作品も読み返してみようかな〜と思っちゃいました。

2011/12/13

2011初冬

もう12月なので、初冬とは言わないのかもしれませんが、

先月まではずいぶん暖かかったので、いまやっと冬が訪れた、冬の始まりという感じですよね!?

冬の澄んだ空気と低い光線が、いつもと違った風景を見せてくれるような気がします。

日曜日の午後、息子とその友達と近所の公園へ。デジイチで撮してみました。

木々の、水面への写り込みがキレイにみえたので、撮影したのですが、なかなか思うようには撮れませんなあ… もう少し上達するように、勉強しなきゃと思いつつ…何もしてません

(同じような写真ばかりでスミマセン!!)



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12月は会食やホームパーティの予定がまだまだあり、あっという間に終わってしまいそうです。

今年の学校の冬休みは、連休の関係でいつもより長い、そして私もそれに合わせて、例年より長めに冬休みをいただくことに♪ 

寒い冬はキライなのですが、少しでも楽しんで過ごせたらいいな〜

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2011/12/11

ちょっと早めのクリスマスパーティ♪

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金曜日は、持ち寄り食事会に合わせて、テーブルをクリスマスバージョンに変えました。気分はクリスマスパーティ♪

といっても、オフホワイトのテーブルクロスにオレンジ&キラキラのテーブルセンター、小さいツリーを飾っただけですが

ワタシが用意したのは、チキンマカロニグラタン↑(ハインツのホワイトソースを使いました)

炊き込みご飯↓ 

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あとは、キャベツのサラダです↓

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ドレッシングは中華風で。

ごま油とポン酢、それに、ゆずの皮のみじん切りを和えただけですが、美味しいのです♪

こどもたちがグラタンをバクバク食べてしまい、急遽、パンのキッシュを作ることに!!

食パン、タマネギ、卵、牛乳、チーズ、ブロッコリー、プチトマトだけで作るお手軽キッシュです。(写真撮るの忘れました!!)

友人たちも、美味しいモノを持ち寄ってくれました。

お腹いっぱ〜い、そして、たくさんしゃべって笑ってスッキリ!!

グリューワイン(ホットワイン)もいただきました。

作ってみたいな〜と思っていたのですが、これは

フルーツ、香辛料、お砂糖がすでに入っているので、温めるだけ

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ラプンツエルというお姫様の名前がついてます。ラベルが愛らしい

マグカップに移してレンジで温めて… う〜 ほっこりしました〜

 

土日はバタバタしていて、土曜の夜はあやうくダウンしそうになりましたが、

子どもより先に早く寝て、日曜朝には復活

今週も、公私ともに忙しいので、体調に気をつけて過ごそうと思います〜


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2011/12/09

平日休みを有効利用♪

 

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子どもの学校行事って ほとんどが平日だったりするし、年間通すと案外多いもの。

それをどうやりくりするか?がワーキングマザーの悩み所だと思います。

上の子が小学校に上がってからもう7年目ですから、だいぶ要領がつかめてきました

これは必ず出る、これはパスしても大丈夫とか 「仕分け」ができるようになったかも…

そして、行事に合わせて、仕事は午前休みをとったり午後休みをとったり、早退したり、など、していますが、

今日は、娘と息子のふたつの行事をぶつけて、丸一日休みを取りました  

午前中は、娘の中学の合唱コンクール、そして、午後は、小学生の息子の個人面談(この日を希望しました。ワーキングマザーである仲良しママ友も、同様のスケジュールにして休みをとってました!!)

でも、その行事だけでは、もったいない!

せっかくの平日休みですから、有効に活用しなければー!

と はりきってしまうのが、貧乏性のワタシの悪い癖。

午前中は、

銀行 → 合唱コンクール(公会堂) → 
公会堂隣の役所での用事 →
スポーツジム → 買い物

*合唱コンクールは、会場の都合で、子どもの学年の舞台しか見られないんです。だから1時間足らずでした。

で 帰宅して、娘とおうちランチ

午後の予定は、

ブログ書き(笑) → 学童の事務仕事 →
息子の個人面談 → 夜の食事会の準備♪

そう、今日は金曜日だし、休みをとったし、

いろいろと話したいことが溜まっているので、

お友達母子を呼んで、食事会をすることにしたんです♪

メニューは チキンマカロニグラタン、炊き込みご飯、サラダ と

なんとも脈絡がないものを予定してます…

お友達も何か持ってきてくれるようなので…そっちに期待!?

話は戻って、中学の合唱コンクールですが、

娘の学校はかなり力を入れているようで(最近はどこもそうかな?)

授業時間内の練習も多く、いろんな先生から指導を受けたり、

学年を越えて、合同練習したり あったそうです。

(娘が毎回、コーフン気味に話してくれました)

クラスで自主的な朝練もしていましたし。

学年優勝を狙うのだとかいって、娘もはりきっていました…

本番、男子も女子も一生懸命歌っていて、

とくに1年生は初々しい感じで、まぶしいぐらい☆

結果…

娘のクラスは…

みごと優秀賞(学年一位)をいただいたそうです。

オメデトウ〜 

行事に燃える中学生、いいね

それでは、みなさま、寒いですが、良い週末をお過ごしください

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2011/12/06

子どものSOSサイン!?

昨晩のこと、こどもたちと まったり過ごしていたら、めずらしく電話が鳴りました。

誰かと思ったら、息子の行ってる学童保育の指導員さんから。

「夜にすみません、ゴリオくんのことで気になったことがありまして…」 とのこと。

電話をくださるときは、たいてい、ケガをしたとか病気とか、はたまた、誰かに迷惑をかけたとか…(ゴリオの場合、人に害を与えたという連絡はいままでないですが…)

今回は、そのどれでもない内容でした。

ゴリオに、ある症状がみられる、というものでした。

確かめると、う〜ん、たしかにあります。

これが、精神的ストレスのサインなのか、そうではないのか…はわかりませんが、一般的には、ストレスサインと受け止められる種のものでした。

親のワタシが気付いていなかったことがショック…

指導員さんとは、学童での様子、家庭での様子をしばらく情報交換しあいましたが、最近とくにストレスを受けたり、環境の変化があったということは、お互いに思い当たらず。(たぶん学校でもないと思われます)

しばらく、気をつけてみていきましょうね…という感じで電話を切りました。

このように 子どもを気にかけて連絡をくださる指導員さんがいて、感謝なことだな〜と思いました…

しかしワタシは焦って、息子に

「なにか嫌なことあるの!? ストレスあるの!?」などと追及してしまいました

(カウンセラーとしてはNGですね!)

息子は ポカ〜ンとして、?? わかんない! とのこと。

本人に聞いてもわからなくて当たり前なのですが…

カウンセラーさんとの相談を経て、家ではワタシがガミガミいうこともずいぶん減ったのにな〜

家での様子も変わったところなく、いつも通り 脳天気…にみえるんですけどね。

どうしたんでしょ!?

親のかかわり方とかに関係があるかどうかもわかりませんが、せっかくSOSサインをだしてくれた、と受け止めて いつもより少し一緒に遊ぶ時間を増やそうかなと思ったり… 

とりあえず、愛情でエネルギーチャージしてあげることから、かな〜!?

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2011/12/03

時間の使い方がウマい理由!?

「ゴリさんて 時間の使い方上手だね〜」 

って 言われること けっこうあるんです。

自分ではそう思わないんですけど。

ただ、ちょっと考えてみて、もし、上手というか、

働いてて、子どももいるのに、好きなことやってるようにみえる(笑)

と思われているなら、

その一因は…

ワタシが 家事をほとんどしていないから!!

ではないか、と思い至りました。

ブログにも何度か書いていると思うのですが、

ワタシがやってるのは、

朝晩のご飯作り、弁当作り、食材の買い出し(週1回)

ほぼ、それだけ!!

その他の掃除、洗濯、食器洗い… ほとんど、ダンナ様がやってますから!

ワタシは、そのサポートに回るぐらい。

子どもの世話も、息子はパパべったりなので、助かってます〜。

ちなみに夫は、月〜金 時には土曜も、通勤片道1時間、外で働いてる人です。帰宅時間は夜8〜9時ぐらい。

こう考えると、

夫には、本当に感謝、感謝だわ〜

しかも、ワタシが、職場や友人との食事、飲み会などで遅くなる日は(月1,2回)早く帰ってきてくれるし、

おまけに、車で迎えに来てくれるし

週末の研修会、勉強会にも快く送り出してくれるし。

ホントに怖れられてる愛されてるんだわ〜

だから、決して文句は言いません。

たとえ、洗濯物の干し方がめちゃくちゃで、

服がシワシワ、型くずれしていようとも。

台所のシンクや調理台が汚れていようとも。

掃除機がけ2週間(普段は週1)をしていなくても。

食卓の上に物が散乱していようとも。

子どもが夜遅くまでパパと遊んでいようとも。

そんなこと、ベツにいいんです。

たいしたことじゃ ありません。

気にしなく(ならなく)なりました。

ワタシの作る、手抜き料理や手抜き弁当に

一切文句を言わず、「いつもありがとう」と言ってくれる夫。

大事にしなかったら、天罰がくだりますね(笑)。

夫も、家では、インターネット三昧&楽器練習 と好きに過ごす時間もあるようですし、

やることやったら(笑)なるだけ自由に過ごさせてあげたいと思います。

家族サービスとか、どっかへ連れてってとかは、

期待してないかも〜(笑)

だから、たまーに、

「外食いこうか〜?」と 夫が言い出すと(夫のポケットマネーで)

超うれしい。

話がズレましたが、

ワタシが仕事もプライベートも好きなことができるのは、

良きパートナーのおかげだな〜とつくづく思ったのでした。

なにより、ダンナは 自分がこんなに家事をやらされてる、とは

思ってないみたい(爆)。 

そこが、天然ボケ〜 な夫の良い所でもあります

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