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2012/06/05

【BOOK】伊坂幸太郎 重力ピエロ ほか

伊坂幸太郎 をはじめて読みました!

最初の伊坂本が 図書館でなんとなく手に取った「重力ピエロ」で ラッキーだったかも!

すっごくおもしろくて、引きこまれてしまいました〜 人気作家の作品はやっぱり面白いですね。



4104596019 重力ピエロ
伊坂 幸太郎
新潮社  2003-04

by G-Tools

ミステリーともいえるし、家族もの、でもあり。 父親と二人の息子の話だから、ひょうひょう、たんたんとしていて、かつユーモラスで。

なにげない会話がすごくいいです。

ちょっとドキドキハラハラもするけれど、ハートウオーミングな、安心して読める作品。

考えると重たいテーマなんだけど、なんとも軽妙に扱ってしまう、伊坂ワールド。

それを一言で表す「重力ピエロ」というタイトルもうまい!

伊坂ワールドに魅せられてしまいました… というわけで、 次にこれを読みました。


4062131463 魔王
伊坂 幸太郎
講談社  2005-10-20

by G-Tools

な〜んとびっくり、「重力ピエロ」に似た登場人物。両親と死に別れた兄と弟が主人公。

自分が不思議な能力を持つことに気づく…という、ちょっと 恩田陸にもにたストーリー!と思ってしまいました。

全体主義とかそういうことが物語の背景にあり、今の某知事を彷彿とさせるような人物も出て来て、みょうにリアルでした。おもしろかった!

3冊目はこちら。




4104596027 フィッシュストーリー
伊坂 幸太郎
新潮社  2007-01-30

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短編、4つの物語が入っています。

「重力ピエロ」に出てくるある人物が、2つの物語に登場してました! 伊坂ワールドの特徴だそうで、続き物、というわけではなく、物語がちょっとずつリンクしているんですって。

 

「サクリファイス」 と 「ポテチ」 が心に残りました。

この二作品は、黒澤という泥棒兼探偵という不思議な人物が登場するんですが(重力ピエロでは脇役)

この人の視線、態度が好きだな、と思いました。

すごく冷めていて、「だから何?」と いうのが口癖なのですが、

かといって、ものごとや人に関わらないわけではない。むしろ、関係ないのに、関わっていく…

ある一定の距離を持ちつつ、部外者であることを自覚しつつ、でも、義務からではなく、かかわりたいからかかわる、というところが、カウンセラーに似ているかな、なんて…こじつけですが。

伊坂ワールド せっかくだからもう少し楽しみたいと思ってます♪

ブログを書いて気づいたのですが、この3冊が書かれた順だったというのもラッキーでした!(話がちょっとずつつながっているから)
アマゾンレビューを読むと、デビュー作から順に読むのがおすすめだそうですよ。


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コメント

ゴリさんの小説書評、いつもすっごく楽しみにしています! 以前レビューされていた「八日目の蝉」も、ついに手に入れたので、読むのが楽しみです。

実は数年前に、自分のブログで「日本語の小説を読みた〜い!」と叫んだところ、それを見た夫の親友が、段ボール箱3箱もの本を送ってくれたのです(ブックオフ巡りが趣味だそうで)。その中には、先日ゴリさんがレビューされていた恩田睦の本もたくさんありましたし、伊坂幸太郎の「重力ピエロ」もありました。重松清もあります! 
これらの作家たちは、私は日本にいないので今ひとつピンとこなかったのですが、ゴリさんのレビューを拝見し、俄然読む気がわいてきました。ありがとうございます!!

ゴリさんは日本語の現代小説をコツコツ読んでいて、素敵ですね~。

私は日本の現代小説って、なんだか気分転換にならなくて、めげてしまうんですよね。職業病でしょうか・・・。

同じようなテーマでも欧米圏での出来事だと他人事だと思って読めるからでもあるのかな。ほんとは他人事でもないのでしょうが。

日本語小説でも、歴史物だとある程度よめます。最近は五木寛之の「親鸞」を読みました。やっぱ読ませる筆力というのはさすがでしたよ。

>はちこさん、

自分の読書記録、と思って書いているのですが、読んで参考にしてくださりこちらこそありがとうございます!

私も流行の小説ってあまり読む気がしなくて、ブームが去ったあとで読んだりしてます(笑)。

自分にとっての読み時ってありますよね!

私たちの価値観とは違うな〜ってところもあるけど、人間を知る、人生の不思議さを知るっていう点で小説の魅力に取り付かれているところかな〜

恩田陸は私やはちこさんと同世代ですから、何かピンとくるものがあるのでは?と思ったりしてますhappy01

>結さん、

結さんこそ、難しい本に果敢に取り組まれていて尊敬。

私にとっては、不登校や発達障がいの論文を避けて、小説で気分転換してる感じですhappy01

恩田陸や伊坂幸太郎は、ファンタジックで、実生活で絶対に出会わないであろう人々の話が多いので、おもしろいですよ〜

五木寛之はエッセイしか読んだことないですけど(霊の発見、神の発見など)、わかりやすくておもしろいよね!
親鸞もおもしろそうね。

結さんには、恩田陸の「ライオンハート」(イギリスが舞台)、同じく恩田陸の「蒲公英草紙」(明治大正?のお話)がおすすめです!


実生活で絶対に出会わない人!ポイント高いです!恩田陸「夜ピク」はけっこう好きだったな~。そういえば。ゴリさんおすすめも読んでみたいです。

一連の難しい本は、仲間がいるから読めるんですよね。感謝なことです。

そこで、「現代日本のインテリ、たとえば吉本隆明や五木寛之らが親鸞を好きなのは、何でなんですかね?」と仏教に詳しい先生に質問したところ、「自分たちには親鸞がいるから大丈夫なんだ、キリストがいなくても大丈夫なんだ、ということだと思います」とお答えになったので、そっかーと思い、『親鸞』読み始めました。

>結さん、

ぜひぜひ〜お勧めよん!

「親鸞」そういうわけですか〜

浄土宗を開いた人ですよね。
興味あります。
歴史マンガで読んだけど、
おもしろかったなあ。

五木さんといえば、浄土宗をベースとした「他力」という本もおもしろかったです。

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