村山由佳 ダンス・ウィズ・ドラゴン
村山由佳の ダンス・ウィズ・ドラゴン を読みました。
舞台は井の頭公園の奥にある、夜しか開館していない図書館。
そこに導かれた男女が経験する、不思議な物語。。。。
出だしはとっても面白く引き込まれました!
愛と喪失、幼児期の辛い記憶、
いにしえのスピリチュアルな生物(ドラゴン)、夢、図書館。。。
といったモチーフは、
なんだか、村上春樹(海辺のカフカ)と、ゲド戦記が混じったような
すんごく深い物語を想像させるのですが。。。
とっても期待して読み進んだのだけど、
う〜ん どうなんでしょう?
もひとつ深みが欲しかったな〜という気がしなくもないです。
章の始めに出てくるエピグラフーラテン語?の格言、などは
雰囲気を出していてなかなかよいな〜と思いましたが。。。
村上春樹もそうですが、読者を選ぶというか、
好き嫌いが分かれるかな〜と思います。
村山さんの小説はこれが初めてなので、
せっかくだから、もう少し読んでみようかな。。。
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ダンス・ウィズ・ドラゴン 村山 由佳 幻冬舎 2012-05-25 by G-Tools |
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