思春期のこころの揺れを理解する本と雑誌
このところ、あまり
心理学の専門書や専門雑誌を読んでいませんでした。
一時期、ガーッと読んでいたんですが、
いまは、実践から学び、また実践という感じでしょうか!?
(勉強しないことの言い訳!?)
それでも、先日、
職場で偶然目にしたり、手にした本や雑誌があり、
読んでみると、やっぱり、いいですね。
なんとなく、漠然としていたものが
くっきり輪郭をとって現れるというか。
とくに、先週、
思春期の子育てについて、ミニ講演をしたので、
「なるほど、なるほど!こう表現すればいいのか!」
「あ〜こういう視点は自分にはなかったな〜」
などなど、目からウロコがボロボロ落ちました!
親や教師が読むのによい雑誌と本、あとメルマガを紹介します♪
「思春期の精神疾患」
精神科医と高校の養護教諭がとっても分かりやすく
やさしくていねいに解説しています。
最新の、精神医学の診断分類DSM−5の分類を取り入れています。
(アスペルガー障害という記述がなくなり、自閉症スペクトラム障害に統一されるなど、結構変わるのです!)
余談ですが、
カウンセラー、臨床心理士、と精神科医の違いなども解説があり、精神科医の目からみるとこうなるんだ〜と思ったり(笑)。
ニュートラルで、気を遣った表現で、なかなかいいと思いました。
![]() |
思春期の精神疾患 (精神科医と養護教諭がホンネで語る) 佐々木 司 竹下 君枝 少年写真新聞社 2014-04-21 by G-Tools |
雑誌 こころの科学の特集は、「思春期の”悩み以上、病気未満”」
なかなか魅力的な特集。
スクールカウンセラーは、
「病気未満」の子たちと関わる事が圧倒的に多いから。。。
この特集では、医者も含めて、いろんな立場で思春期の子どもたちにかかわっている方々が執筆しています。
スマホ/ネット依存の問題とか、非行とかいろんな切り口で。
読み応えありました!
![]() |
こころの科学 175 特別企画:思春期の“悩み以上、病気未満” 青木省三 宮岡等 山登敬之 日本評論社 2014-04-25 by G-Tools |
あともうひとつ、
臨床心理士さんが書いているメルマガ
「カウンセリングから見える風景」
愛読しているのですが、
この最新号も良かった〜
思春期についての記事なのですが、
とっても勉強になりました!
思春期の心の葛藤と、成人(思春期を卒業した人)の心の葛藤の違いは?
というのがポイントで、なるほど〜!と
http://archive.mag2.com/0000235312/index.html
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