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2014/07/12

湊かなえ 豆の上に眠る

湊かなえ 「豆の上で眠る」を読みました。

このような比較的新しく出た本は、巷の図書館では、予約待ちが半年とかかかりますよね。

これは、勤め先の学校図書館で借りられたのです♪ ラッキーheart04

逆にいえば、生徒が借りていないってことで。。。ちょっと寂しい気がしなくもないですが。

ストーリーテラーの湊さんだけあって、これも

ぐいぐい読ませます。

一気に読んでしまいました〜coldsweats01

2つ上の姉をもつ妹が主人公。

姉が、小3のときに失踪してしまい。。。

そこからの、妹、そして家族の苦しみが始まるのですが。。。

この小説のすごいところは、

姉が「還ってきてから」のほうが、もっと苦しいということなのです!

 

そのあたりから、湊ワールド全開!?

ホラーではないんだけど、

え、え、何なのー!?

背筋がゾゾーッとするような、不気味な展開が。。。

 

だれも悪くないし、悪気はないのだけれども、

不幸が起こってしまうという世界。

こういうの書くのは天才的だな〜と思います。

湊さんの小説に出てくる人々は、

たいてい、「被害感」「被害者意識」にかられている感じがするんですよね。

わかるんだけど、

だからこそ、後味がわるいのかな。。。

前向きな人があまり出て来ないというか、

人間の負の部分、ふだん気づかない、身近なところにある

誰にも覚えのある負の部分を明らかにしている感じ。

 

「豆の上に眠る」というタイトルも秀逸で、

この姉妹が好きだった、グリム童話(?)からとられています。

 

そして、この小説のテーマは「姉妹」でもあります。

3組の「姉妹」が出てくるのですが、

「姉妹」ーーきょうだいって何なのだろうと考えさせられます〜

きょうだいって不思議な関係。

その絆は、過ごした時間なのか、血のつながりなのか。。。。

うんうん、おもしろそ〜と思った方は、ぜひ読んでみて〜☆☆

4103329122 豆の上で眠る
湊 かなえ
新潮社  2014-03-28


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おまけに☆

パトリシアコーンウェルの検死官シリーズ、「異邦人」上下巻も読みました!

久しぶり(5、6年ぶり?)に読んだコーンウェル。

登場人物が成長していて(年取ってて。笑)おおーという感じ。

ちょっと残酷で、ホントに怖いシーン続出ですが、

やはり惹き付けられてしまう(笑)。

境界性人格障害と思われる「精神科医」(セラピスト?)が出てくるところが
リアルだった〜

このシリーズが人気あるのは、ミステリーとしておもしろいだけでなく、

主人公の女性検死官、スカーペッタと、その周辺の人々との
濃くてめんどくさい関係がおもしろいんだろうな。。。

ということで、今回も、その辺は、非常にめんどくさく、
屈折した心理描写も出てきます。

スカーペッタは、傷ついた心の持ち主なんですよね。。。。

でも、美人で頭が良くて、仕事のできるスーパーウーマンで、

素敵な恋人もいて。。。なのに、「不幸」という実に魅力的な人物なのです!

このシリーズ、まだ読んでいないものがありそうなので、

探してみよっかな〜(巷の図書館で^^)

4062759152 異邦人(上) (講談社文庫)
パトリシア・コーンウェル 相原 真理子
講談社  2007-12-27

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