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2014/08/26

和菓子のアン & リケジョ!

お友達のすすめで読んだ小説、坂本司「和菓子のアン」と伊与原新「リケジョ!」

両方ともすっごくよかった〜heart04

両方とも初めて読む作家さんであり、何の予備知識も期待もなく読んだのがかえってよかったのかな!?と思うほど。無理矢理(笑)貸してくれた友人に感謝。

「和菓子のアン」は、高校を卒業して、デパートの老舗和菓子屋でアルバイトを始めた女の子(アンとはそのお店でつけられたニックネーム)の奮闘記。

そのお店で働く人々・お客様のキャラがたっていることと、和菓子をめぐるちょっとした事件を解決していくミステリー、そして、和菓子に込められた意味や思いを歴史的にひもといてくれるという、どこをとっても「美味しい」小説なのです。

和菓子にあまり接する機会がなく、興味なかった(洋菓子のほうが好き♪)わたしでも、読みながら「和菓子たべた〜い、というか、みてみたい。眺めて、表された意味を知って、味わってみたい!」という気持ちがムクムクと湧いてきました!

和菓子は昔から、日本の季節の行事、冠婚葬祭に欠かせないものだっただけあって、それをめぐるストーリーには、大切な人を失うという喪失感など、ほろっとさせられる部分もありました。

いまどきの軽い会話のように、はずむ文体でつづられているので、読みやすく、でもうんちくの部分はきちんと丁寧に書いてある感じがします。

心があったかくなり、この続きが読みたくなる、素敵なお話でした☆

4334764843 和菓子のアン (光文社文庫)
坂木 司
光文社  2012-10-11


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「リケジョ!」、こちらも、コンセプトは全く違うのですが、「和菓子のアン」と似た要素があって、最初はコミカル、愉快で楽しく、最後はちょっとシリアスで涙。。。で感動、という小説でした。

大学で理論物理学の研究を続ける女子(理系女子=リケジョ)、律が、留学の費用を貯めるために家庭教師をすることになった小学生の理緒というお金持ちの女の子(この子もリケジョ!)とともに、身の回りで起こる事件を解決していくというストーリー。
 
その解決の仕方は、「科学的」な態度や知識に基づくものであり、えせ科学との違いや、科学の限界や人間の能力、といったことも考えさせられる、実は深いお話だったりします。(単純に楽しめるのですけれどねー)
私も心理学科で学んでいたとき、ある先生が「科学とはなにか」ということにかなりこだわり、学生である私たちも考えさせられたことがあったのですが。。。この小説は、科学とは何か、それが役立つ点や、その限界について自然に考えることができる本ではないかなと思いました。
 
こちらも、単なる知識、うんちく、というだけでなく(といっても、電波のお話、虹や月のお話、脳のお話などそれだけでもおもしろいのですが)、
 
有名な科学者の持つ「ストーリー」に焦点をあてたり、さいごの章では、律自身のストーリー(母の死をめぐる)が解明されていく場面など、感動&涙ものでした。
 
理系な人々(女性だけでなく男性も)の、ちょっとエキセントリックで、でも愛すべき、かわいらしいキャラクターがよく描かれているなと感じます。
 
これも、続きがよみた〜い!と思う作品でした。
 
4041012201 リケジョ!  (角川文庫)
伊与原 新
KADOKAWA/角川書店  2014-02-25

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売れる商品には「コンセプト、キャラクター、ストーリーがある」と言われますが、この2作品にはまさにその3つがそろっているではないですか〜! 
これからも応援したい作家さんたちとの出会いでした☆


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