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2015/02/09

「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー

テレビドラマ「弱くても勝てます」の原作を読みました。

これって ノンフィクションなんですね!知らなかった〜
 
超進学校の開成高校 野球部をスポーツライターの高橋秀実氏が取材したもの。
 
いや〜想像以上におもしろかった。。。。
 
生徒や監督のナマの言葉がたくさん載っていて、思わずくすっと笑ってしまうんです。
野球に詳しくない人でも楽しめると思いますhappy01
 
まず青木監督という方が素晴らしいの!
 
東大教育学部を出て、開成の先生となり、野球部監督となったのですが、
従来の(?)野球、高校野球のスタンダードみたいなものにとらわれない人。
 
というか、そういうことをやろうとしても、練習時間が極端に短い(グランド使えるのが週1回、3時間)なかでは、できない。
 
だけどそういう制約や生徒の特徴(あたまでっかち?)を生かして、「勝ち」にこだわるのです。
 
おおざっぱにいえば、練習は、守備は捨て、バッティングに集中する。
 
大量得点をねらい、「ドサクサにまぎれて勝つ」ことが作戦。
 
バントやスクイズなどはなし、サインプレイなし、
とにかく、大きくスイングして、空振りおおいによし。
(大リーグみたいな?)
 
このやり方で、平成17年夏には、東東京予選ベスト16に勝ち進んだのですから、これでいいってことですよね!?
 
また、練習とは、各人が、仮説をたて、それを検証する場だととらえ、
部員ひとりひとりが 自分に必要な練習(実験)を考える、というスタンス。
 
部員(生徒)も個性があり、
インタビューがおもしろい。
 
話がいまひとつかみ合ってなかったり、
それ、野球の話なの!?と突っ込みどころ満載。
 
青木監督は、
よく部員たちを怒鳴ったりきれたりするんですが、
論理に一貫性があるので、
生徒たちは、「もっともだ!」と思い、反論できないとか。
 
指示や命令はほとんどなくて、事実を述べるのみ、という
ほんと、叱り方のお手本のような先生だ〜と思いました。
 
また、監督の高校野球観もはっとさせられます。
 
「野球はやってもやらなくてもいいこと。はっきり言えばムダなんです」
 
「これだけ多くの人に支えられているわけですから、ただのムダじゃない。偉大なるムダなんです」
 
「とにかく今の学校教育はムダをさせないで、役に立つことだけをやらせようとする。野球も役に立つということにしたいんですね。でも、果たして何が子供たちの役に立つのか立たないのかなんて我々にもわからないじゃないですか。社会人になればムダなことなんてできません。今こそムダなことがいっぱいできる時期なんです」
 
「ムダだからこそ思い切り勝ち負けにこだわれるんです。じゃんけんと同じです」
 
ね、なんだか目からウロコじゃないですか!?
 
巻末の、桑田真澄さんの解説もよかったですよ♪
 
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