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2015/03/05

本屋大賞ノミネート!鹿の王(下)還って行く者

国際アンデルセン賞受賞作家の上橋菜穂子さんの新作、「鹿の王(下)還って行く者」を読み終えました!

(上)のレビューはこちら☆

ただいま何とも言えない感動に浸っております。。。。

とてもよいエンディングだったと思います!

(以下ネタバレあり)

生とは、死とは、いのちとは、病とは、身体とは。。。

異世界を舞台としたファンタジーではありますが、

過酷な状況を生き延びる戦士たちと医術師たちの物語を通して、

ただスリリングなだけでなく、深く考えさせられます。

著者のあとがきは「人の身体の内と外」というタイトルがつき、

「自分の身体ほどわからないものはない…」という一文で始まります。

今回、著者は、「病気ーーウイルス」に正面から取り組み、医師に相談しながら作品を書き上げたとのこと。

だからとてもリアルに感じられるのでしょう。

あとがきでは、腸内細菌にも触れていましたが、ワタシも最近、テレビや雑誌でちょうど、腸内細菌の話を見聞きしたところだったので、シンクロニシティを感じてしまいました^^

私たち人間は、自分の預かり知らぬところで、細菌に助けられ育まれているのですね〜

さて、物語に戻りますが、登場人物たちは、さまざまな二律背反の状況に直面し、選択を迫られるように思えました。

自分たちだけで生き延びるのか/犠牲は覚悟しても共存するのか、

病を抱いたまま生きるか/危険を冒して治すのか …

主人公、ヴァンは、人として生きるのか/獣としていきるのかの二律背反の狭間で、どちらも選ばない、という生き方を選択します。

「目をつぶると、幻のように、行くべき道がみえた。かぼそい、一本の道だった。

 獣でも人でもない、細く、あわい、その道を、どちら側にも落ちぬよう、走っていかねばならない。」

ヴァンの生き方に共感し、彼を愛する人たちがそのあとを追っていくシーンは涙もの。。。

ぜひぜひ、上橋ワールドを堪能してくださいませ〜♪

4041018897 鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐
上橋 菜穂子
KADOKAWA/角川書店  2014-09-24

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