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2015/05/20

いまさらですが、感動!「下町ロケット」

「半沢直樹」の原作者、池井戸潤の直木賞作品「下町ロケット」、

前から読みたかったのですが、やっと読みました!

やはりやはり、期待通り、いや期待以上におもしろかったです!!

池井戸作品は、

「空飛ぶタイヤ」、「鉄の骨」、「銀翼のイカロス」を読みました。

どれもおもしろいですが、特に好きなのは、

「空飛ぶ〜」と、この「下町〜」でした!

両方とも、中小企業の経営者である主人公が、

大企業と戦う、的な内容。

そして「下町ロケット」は、

「ふたつのものの対立」や「二律背反」的な状況が数多く出てきます。

たとえば、

大企業vs中小企業

銀行vs製造業

技術職vs事務職

経営者vs平社員

ベテラン社員vs若手社員

男vs女

親vs子ども

そのなかで、対立する二つを繋ぐ役割をする人、中間に立つ人が出て来るのですが、その人が光っているのですね!

たとえば、主人公佃航平が経営する佃製作所には、

銀行からの出向している殿村という経理マンがいるのですが、

彼は「私は佃の社員です!」と言い張り、銀行の立場もわかりつつ、

しかしあくまでも佃製作所を支えるキーマンになるわけです。

あと、この作品は、「中年期の危機」がテーマであるとも言えるのではないかな?と思いました。

 

ある理由で研究職をあきらめ、7年前に、実家の佃製作所を継いだ佃航平。

年齢は書いてありませんが、中学生の娘をかかえ、離婚経験ある中年男性と思われます。

会社経営の危機的状況のなかで、彼は若いときにあきらめた「夢」に再会するのです。

人生の後半戦の入り口には、あきらめてしまった「もうひとつの人生」との再会があるのかもしれませんね!

しかし、若いときとはちがい、いまは、自分の夢だけを追いかけることはできません。

会社の経営、社員たち、家族のことも考えて行動しなければなりません。

ただ、この夢はどうしてもあきらめきれないーー

単なる自分のわがままなのか、それとも。。。と佃は葛藤します。

 

社員とも対立しながら、

「仕事とはなにか」「働くとは、そして生きるとはなにか」

という大きな問いにぶつかりながら、

夢をあきらめず、そして、会社経営もあきらめない。

その真摯な姿勢は、会社全体に影響を与え

一度は崩壊しかけた社員たちの結束力がよみがえり、

社員一丸となって、社長の夢、いいえ、会社の夢をかなえるべく

奮闘していきます。それは、相手方の親方日の丸的な大企業の人たちの心をも動かすことになるのです。。。。

 

まあ、さいごは、読んでのお楽しみですが、

涙腺崩壊まちがいなし!?

楽しめますよ〜♪

 

読書レビューのバックナンバーはコチラです☆

4094088962 下町ロケット (小学館文庫)
池井戸 潤
小学館  2013-12-26


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