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2016/04/09

角田光代  森に眠る魚

角田光代さんの「森に眠る魚」を読みました!

3月に盲腸で入院したとき、自己啓発/心理系の本は持って行ったのですが、

やっぱり小説が読みたい!と思って、病院のなかのコンビニで見つけて買った本。

角田さんの本は、ほとんど好きですが、これもツボでした!

幼い子どもを持つ母親たちの物語。

幼稚園や小学校の受験、いわゆる「お受験」が絡んでいるストーリー。

少し前に実際にあった、いわゆる「お受験殺人」(ってあんまり良い響きじゃなし、本当にそうなのかはわからないですが。。。ママ友との付き合いがいやになり、その娘を殺してしまった母親がいましたよね)をモチーフにしているようです。

そういうことを彷彿とさせるようなシーンもでてきます。

角田光代は、女同士のドロドロとしたかかわり合いを描くのがとっても上手だと思いますが、

(ちなみに、柚木麻子もそうですね、こちらはより若い女性かな?)

この小説も真骨頂!

ドロドロ劇場が好きなかたはどうぞ(笑)

5人の母親(女性)が主役なので、

読者として、誰に感情移入できるか、同一視できるかで、

小説の印象が変わるかも?

ママ友ってなんなのだろう?

近所に住んでいて、同年代の子どもがいるということ以外は、

育ってきた背景や価値観、ライフスタイル、趣味や大切にしていることの

共通点はなくてあたりまえ。

そういう人たちと、

なんのために、どうやってつき合うのか?

 

幼稚園選びや小学校受験の大変さと、

そこからあぶれてしまうことの恐怖。。。

同じ年代の子どもを持つママなら

身につまされる物語かもしれません。

都心での、ある意味孤独な子育て。

そう、この5人の夫たちはほとんど登場しません。

 

母親と1人か2人の子どもの閉じた世界。

せっかく知り合って、仲良くなったママ友とも、

ちょっとしたズレや、競争意識から、

距離ができてしまう。。。

現代の都会で子どもを育てていくことの難しさ

痛々しさがメインになっていて、ちょっと重いですが。。。

ラストは希望が持てるかも?

で、ワタシが一番リアリティを感じて怖かったのは、

ハイソな小学校に入り、きちんとしつけされて

経済的にも申し分のない暮らしをしている女の子の

暗い一面。

あ〜、あるかもしれないなあ。。。と思いました。

スイスイ読めて、退屈な入院生活を彩ってくれました!

感謝☆

角田さんの新作

「坂の途中の家」も、早く読んでみたい〜!

4575514640 森に眠る魚 (双葉文庫)
角田 光代
双葉社  2011-11-10

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