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2017/09/08

2017年7−8月に読んだ小説♪

2017年7−8月に読んだ小説の覚え書きです!

 

〇東野圭吾 ナミヤ雑貨店の奇蹟
 
4041014514 ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
東野 圭吾
KADOKAWA/角川書店  2014-11-22

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東野圭吾さんのファンタジー。
とくに悪者は出てこなくて、
とても暖かく、ほっこりします。
 
手紙で悩み相談を書くと、
店主から答えが返ってくる。
それだけで癒されますよね。
 
時空をこえたファンタジー。
そして、一人一人の人生が
つながっていく。。。
人生はまさに奇蹟に満ちている!
 
 
〇池井戸潤 アキラとあきら
 
4198942307 アキラとあきら (徳間文庫)
池井戸潤
徳間書店  2017-05-17

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池井戸潤さんお得意のビジネス小説。
企業と銀行を舞台とした、ある一族、家族を描いた物語。
若者二人(アキラと あきら)はすごく優秀で性格も良い人。
 
今回の悪役は、その叔父たち。
バブル景気と崩壊を背景に、
シビアなところもあるけど、
ドキドキハラハラで、楽しめました〜
 
 
〇 冲方 丁  十二人の死にたい子どもたち
 
4163905413 十二人の死にたい子どもたち
冲方 丁
文藝春秋  2016-10-15

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直木賞のノミネートだった作品。
冲方丁さんの「天地明察」がとってもよかったので、
これも手に取りましたが。。。。
あれ?って感じ。
 
12人の怒れる男たち をモチーフとした作品なんですね。
ネットで知り合った12人の自殺志願者が
廃墟となった病院に集まり。。。。
というミステリー仕立ての小説。
 
登場人物はみな十代。
ある事件が起こり、度重なる話し合い・対話によって
方向性が 変わってくる。。。というストーリーです。
 
ミステリーとしては凝っているとは思うけど
感情移入できる人がいなかったせいか、
なんかいまひとつ、感動!とはいきませんでした。
集団心理という面ではおもしろかったですが。。。
 
 
あとは、カウンセリング関係の本を読みました。
 
 
〇学校現場に生かす精神分析
 
4753308103 学校現場に生かす精神分析―学ぶことと教えることの情緒的体験
イスカ ザルツバーガー‐ウィッテンバーグ E. オズボーン G. ウィリアム 平井 正三
岩崎学術出版社  2008-10-07

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〇学校現場に生かす精神分析 実践編
 
475330907X 学校現場に生かす精神分析【実践編】―学ぶことの関係性
ビディ・ヨーエル 平井 正三
岩崎学術出版社  2009-09-02

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翻訳物なので、やや読みにくい面はありましたけど、
二冊とも、予想に反してよかった!(失礼^^)
 
英国では、学校現場で悩む先生たちのセミナーを
精神分析家がこんなふうにやってるのだなあと驚き、
英国でも、学校教師の方々は、
「どうしたらいい?」とすぐに対応を聞きたがる、というのは
日本と同じだなあと苦笑したり。
 
精神分析家(心理臨床家)として、
子ども達と接する先生の心にわき起こっていることを
ていねいに見つめ、その意味を追究し、
かかえていけるようにすること、
そういうことにも使命を感じました!!
 
学校現場は、(授業や休み時間や放課後や行事や、三者面談。。。)
日々、さまざまなことが起こり、
常に常に、生徒、保護者、先生の心に
さまざまな波紋を起こしている、すごいところなのだなあと。。。
 
学校にスクールカウンセラーとして置かれていることの
責任をかみしめるとともに、
その醍醐味を、さらにさらに味わっていきたいと
励まされる本でした!
 

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