2017年9月に読んだ小説 ☆真夜中のパン屋さん 4,5,6
ちょっと前になりますが(苦笑)、
2017年9月に読んだ小説は、
真夜中のパン屋さんシリーズ
4,5,6巻(最終巻)でした!
この物語は2013年にNHKドラマ10で実写ドラマ化されて
観ていたのです。(土屋太鳳ちゃんたメインキャストで!)
そのときに、1巻を読み、その後2,3巻も読んだような気がする。。。
それっきりでしたが、今年になり学校の図書館で、4−6巻を見つけて、
(最終巻6巻は、今年2017年6月の発行)
一気に読みました!
わけあって、午後11時〜午前5時だけ開いている
都内、住宅街のパン屋さんブランジェリークレバヤシが舞台の物語。
オーナーは、奥さんを亡くした暮林氏。
シェフは、オーナーの奥さんを慕っていた弘樹。
そこに転がり込んで同居しているのが、
奥さんの腹違いの妹、と主張する、高校生の希美。
この3人を軸に、多彩な登場人物がブランジェリークレバヤシに現れるのです。。。
●真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫
●真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者
●真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥
1巻ごとの感想は書きませんが(笑)、
新たな登場人物、それぞれキャラが濃い。話が展開していく。
希美の過去、希美の両親の過去や、希美の母の実家の話、
希美の母と美和子さん(暮林氏の妻)の関係、、などなど、
複雑になっていきます。
それぞれに重たい訳ありの過去を背負っていて、
親と子の関係は、修復できる人もいれば、そうでない人も。
その辺は、ビターテイストに仕上がっているかも。
大切な人と心を通わせられなかった不器用な人たちの物語
といえるのかもしれません。
それでも、後悔や怒りや悲しみを胸にしまいながら
いまかかわっている人たちと、寄り添って生きていく。
おいしいパンを作り、夜中にひっそりと集まり、
一緒に食べる。
途中、ちょっと飽きそうになりましたが(失礼!)
なんとか、最後まで読めたので満足です。
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真夜中のパン屋さん 午前5時の朝告鳥 (ポプラ文庫) 大沼 紀子 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |
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