2017年11月に読んだ小説☆
(家の前の公園は落ち葉でいっぱい☆良い匂いです^^)
2017年11月に読んだ小説は、
〇辻村深月 東京會舘とわたし(上下)
〇ジェフリー・ディーヴァー シャドウ・ストーカー
〇塩田武士 騙し絵の牙
どれもおもしろく、楽しめました〜
なかでも、一押しは、「東京會舘とわたし」
大正時代に、一般市民の社交の場として建てられ、(レストランと宴会場のみ、宿泊施設なしで)
現在、立て替え中の実在の東京會舘の歴史を
いくつかのエピソードとして描いたもの。
もちろんフィクションですが、モデルとなった人物やエピソードがあるのでしょう。
會舘を訪れる人々、そして、スタッフや料理人の心温まるエピソード。
人生の節目、記念のとき、
東京會舘での食事や結婚式、授賞式があって、
人生のハイライトを彩る舞台となる。
また、そして戦争や震災といった危機のときに、
東京會舘がより所となる。
それが、親子に渡って、引き継がれていく。。。。
涙が出てしまうエピソードがいくつかありました。
美しすぎる物語ばかりなのですが、
たまにはこういうのもいいですよね。心が洗われる〜
直木賞の授賞式が東京會舘で行われていると初めて知りました!
著者、辻村深月さん自身の経験を重ね合わせているのかな〜と思うような
作家のエピソードもありましたよ^^
私自身は東京會舘、行ったことはないですが(爆)
なんか聞き覚えがあるな〜と思ったら、
子どもの頃、東京會舘の直営レストランで
(場所は會舘ではないところ)
親族があつまって、食事をしたことを
そういえば、、、と思い出しました!
今は亡き、祖父母を中心に、三世代がそろって
いとこたちと、ちょっとおしゃれでぜいたくな食事会。
懐かしい〜 ワタシにとっての古き良き時代でした♪
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東京會舘とわたし(上)旧館 辻村深月 毎日新聞出版 2016-07-30 by G-Tools |
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東京會舘とわたし(下)新館 辻村深月 毎日新聞出版 2016-07-30 by G-Tools |
シャドウ・ストーカー
久しぶりのジェフリー・ディーヴァー
リンカーン・ライムシリーズではなく、
キャサリン・ダンスのシリーズ。
(でも、リンカーンも登場します!)
人気シンガーにまとわりつくストーカー。
歌詞と同じように犯罪が進み。。。。
犯人はだれなのか?
どんでん返しにつぐどんでん返しで
最後までわからない!
期待通りの面白さ!でした^^
シングルマザーであるキャサリンダンスの恋の行方も
きになるところ!
で、次の作品も図書館予約しました^^
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シャドウ・ストーカー ジェフリー ディーヴァー Jeffery Deaver 文藝春秋 2013-10-15 by G-Tools |
同じ著者の「罪の声」がめっちゃくちゃ良かったので、これも読んでみました↓
塩田武士 騙し絵の牙
出版社の鬼才 編集者の物語。出版不況のおり、
さまざまな試練と危機が訪れる。。。
ワタシは「罪の声」のほうがおもしろかったですが、
これはこれで、楽しめました。
読ませる力がある著者だなあと。。。。
大泉洋さんも大活躍で(!?)
こういう作り方もあるんだな〜と新鮮でした!
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騙し絵の牙 塩田 武士 大泉 洋 KADOKAWA 2017-08-31 by G-Tools |
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